遺伝子操作した免疫細胞による白血病治療方法を開発|グレート・オーモント・ストリート小児科病院





遺伝子操作した免疫細胞で白血病を治療。世界初の試みで1歳女児が快方に

(2015/11/7、Engadget)

方法は、健康なドナーの白血球とT細胞に遺伝子操作で白血病細胞を攻撃する性質をもたせ、患者に投与するというもの。これまでマウスを用いた実験では効果を発揮していたものの、人を対象とする臨床試験は世界初の試みです。

英国のグレート・オーモント・ストリート小児科病院が、遺伝子操作した免疫細胞による白血病治療方法を開発したと発表しました。

1歳の白血病患者レイラ・リチャーズちゃんに投与したところ、投与から2ヶ月が過ぎた現在、自宅に戻れるまでに回復しているそうです。

1回だけでよいのか、効果がどれくらい続くのかなどまだまだ研究しなければならないことはたくさんありそうですが、有効な治療法として注目を集めそうです。