> 健康・美容チェック > 目の病気 > 目の疲れ > 眼精疲労 > 【#この差って何ですか】「目が疲れやすい人と疲れにくい人の差」は目を閉じると黒目が外を向くかどうか|5秒でできるセルフチェック方法|名医が教える!1円もかからない!目が疲れた時の簡単対処法!
【目次】
- 「目が疲れやすい人と疲れにくい人の差」は目を閉じると黒目が外を向くかどうか|#この差って何ですか
- そもそも目を閉じると黒目を外を向く人がいるの?
- なぜ目を閉じると黒目が外を向く人は目が疲れやすいの?
- 目が疲れやすいあなたは黒目が外に向いている?5秒でできるセルフチェック方法
■「目が疲れやすい人と疲れにくい人の差」は目を閉じると黒目が外を向くかどうか|#この差って何ですか
by William Brawley(画像:Creative Commons)
2018年1月16日放送の「この差って何ですか」では、「目が疲れやすい人と疲れにくい人の差」について取り上げました。
「目が疲れやすい人と疲れにくい人の差」は、目を閉じると黒目が外を向くかどうか、です。
そもそも目を閉じると黒目を外を向く人がいるのかどうか、そして、なぜ目を閉じると黒目が外を向く人は目が疲れやすいのでしょうか?
→ 目の疲れを取る方法(ツボ・マッサージ)|目が疲れる原因 について詳しくはこちら
→ 眼精疲労の症状(頭痛)・原因・マッサージ・ツボ について詳しくはこちら
■そもそも目を閉じると黒目を外を向く人がいるの?
日本人の2人に1人が黒目が外を向くといわれているそうで、目を開けた状態ではまっすぐに黒目が向いていますが、目を閉じてリラックスした状態だと外側を向いているそうです。
「隠れ斜視」による疲れ目・頭痛・肩こり改善|ためしてガッテンによれば、日本人の半分以上、つまり6000万人以上が「隠れ斜視」なのだそうです。
■なぜ目を閉じると黒目が外を向く人は目が疲れやすいの?
目を閉じている時に黒目が外を向いている人は、物を見る時に筋肉を使って焦点を合わせています。
夕方ごろになると、筋肉が疲労して震えが出て、焦点が合いづらくなり、ぶれて見えてしまうといった症状が現れるそうです。
このことは以前「斜視(斜位)」の時に取り上げています。
●「隠れ斜視」による疲れ目・頭痛・肩こり改善|ためしてガッテンによれば、隠れ斜視というのは、目を閉じている時にだけなる斜視(医学的には斜位)のことです。
隠れ斜視だからといって、全員が疲れ目になるわけではなく、普段の生活を送る上では、何の支障もないのですが、スマホやパソコンなどで長時間近い距離のものを見続けると、外眼筋(がいがんきん、眼球の外側にある筋肉)は常に目のずれを正常な位置に保ち続けなければならず、疲労がたまってしまいます。
特に、目のズレの角度が大きい人ほど疲れやすいそうです。
●目の不調(ドライアイ・目の充血・白内障・飛蚊症・加齢黄斑変性・調節けいれん・まばたき不全・眼位異常)|駆け込みドクター!によれば、外斜位の場合、普段は正面を向いているが、力が抜けた時には外側を向いてしまい、目を内側に向ける筋肉が疲労し、疲れ目の原因になるそうです。
外斜位の症状としては、無意識に片目だけで見てしまい、目が疲れやすくなるそうです。
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■目が疲れやすいあなたは黒目が外に向いている?5秒でできるセルフチェック方法
【用意するもの】
- 鉛筆
- 目隠し(スプーンでも代用できます)
【チェック方法】
- 鉛筆を片手で持ち、目から20cm離す。
- 鉛筆の先端を両眼で見ながら、片方の目を「目隠し」で隠します。
この時隠した目も開けておきます。 - 5秒数えながら、鉛筆を左右に動かし、見えている方の目で鉛筆の先端を追いかけます。
- 5秒たったら、目隠しを外し、外した時に黒目が動くかどうかをチェックします。
※スマホで録画をしてもらうとわかりやすいとアドバイスしていました。
【補足】隠れ斜視簡単チェック
5m先のものを左右の目で交互に見た時、50cm以上ズレて見えた場合は、目のずれの角度が大きいと考えられるそうです。
■名医が教える!1円もかからない!目が疲れた時の簡単対処法!
1時間おきに1分間目を閉じて筋肉を休ませるとよいそうです。
【補足】「20-20-20-20」ルール
20-20-20ルール|目の疲れから守る方法や座り過ぎを防ぐ方法やまばたきで「疲れ目」解消!?眼精疲労回復エクササイズでも紹介した、米テキサス大学サウスウェスタン・メディカルセンターのEdward Mendelson医師が発案したのが、「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをするという方法です。
【補足】眼筋ストレッチ
目を内側に寄せる筋肉を鍛える眼筋ストレッチは、「近くのもの」と「遠くのもの」を交互に見るというものです。
1.片手の親指を目から30センチ離す
2.両目で指先をしっかりみる(2秒間)
3.離れたものを両目で見る(2秒間)
※距離は視力によって異なる。ピントが合う最も遠くを見る。
※メガネやコンタクトは着用。しっかりピントをあわせることが大事
この動きを交互に繰り返すだけ
1日5から6往復。これを1日5回程度
【補足】ぐるぐる体操
ぐるぐる体操は、隠れ斜視によって疲労する外眼筋の疲れを回復する体操です。
(1) 人差し指を目の前に置き、しっかり見つめます。
(2) 人差し指を左右に動かします。
この時、顔を動かさずに目だけでその動きを追います。
(3) 人差し指を真ん中に戻し、次は上下に動かして、同じく目だけでその動きを追います。
(4) 時計回りに円を描くように人差し指を動かし、その動きを目で追います。
(5) 反時計回りの動きも行います。
⇒ ここまでが1セット、これを1日10セット行うと効果的。
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