コーヒーはガンのリスクを高める?下げる?


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by Ken Yamaguchi(画像:Creative Commons)




WHO認めた!携帯で発がん…コーヒーなどと同じ危険度

(2011/6/2、スポーツ報知)

世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(IARC、本部フランス・リヨン)は5月31日、携帯電話の電磁波について、がん発症リスクとの関連を指摘する調査結果を発表した。

「特定の脳腫瘍などを引き起こす危険性が限定的ながら認められる」という。

WHO組織が、携帯電話の発がん性を指摘したのは初。

危険性評価では、コーヒーなどと同じ分類だが、「なるべく端末を耳に近づけないよう」と提案している。

<中略>

同機関は、発がん性の評価を高い順に1、2A、2B、3、4の5段階に分類。

携帯の電磁波は、上から3番目の2Bに当たると考えている。同分類にはコーヒー、ガソリンエンジンの排ガス、鉛などがある。

国際がん研究機関(IARC)は携帯電話の電磁波がコーヒーと同程度の発がん性リスクがあると発表したそうです。

ここで、一つ疑問が。

コーヒーには発がん性リスクがあると発表していますが、以前テレビ番組では、コーヒーを飲むとがん(肝臓がん)の予防になると紹介していました。

これはどう捉えたらよいのでしょうか。

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4.コーヒー

肝臓がん

※カフェイン以外のコーヒー特有の成分が関係していると考えられる

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【追記(2016/6/22)】

コーヒーの発がん性を示す決定的な証拠はない|国際がん研究機関(IARC)によれば、IARCは、これまでコーヒーは「ヒトに対する発がん性が疑われる」とされる「グループ2B」に分類されていましたが、集められた証拠からはコーヒーの発がん性を示す決定的な証拠はないことが明らかになったと発表したそうです。