GC/MS-ODP分析の様子

資生堂、「ストレス臭(緊張によるストレスで発生するニオイ)の発見!





■資生堂、「ストレス臭(緊張によるストレスで発生するニオイ)の発見!

GC/MS-ODP分析の様子
匂い嗅ぎ付ガスクロマトグラフ質量分析計。分析と同時にニオイの確認ができる装置。

参考画像:資生堂、緊張によるストレスで皮膚から特徴的なニオイが発生することを発見 ~ 2成分を特定し、対応技術を開発 ~(2018/10/2、資生堂)|スクリーンショット

資生堂、緊張によるストレスで皮膚から特徴的なニオイが発生することを発見 ~ 2成分を特定し、対応技術を開発 ~

(2018/10/2、資生堂)

採取した全ての人の皮膚ガスを臭気判定士が確認した結果、特有の「硫黄化合物系のニオイ」がすることを発見しました。さらに、このニオイの原因となる物質を特定するためGC/MS-ODP*2を用いて分析した結果、主要成分がジメチルトリスルフィド(dimethyl trisulfide, DMTS)とアリルメルカプタン(allyl mercaptan, AM)であることを見出し、この2成分を「STチオジメタン」と名付けました。

資生堂は、皮膚表面から放出される気体(皮膚ガス)に着目し、緊張による心理的ストレスが加わることで特徴的なニオイが皮膚ガスとして放出される現象を発見し、その成分として2化合物を特定しました。







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