【目次】
■映画「イエスマン」|誘いに「イエス」と答えて好奇心を呼び覚まそう!
by richoz(画像:Creative Commons)
ジム・キャリーに直撃インタビュー!「2回の結婚生活はつらかった…」
(2009/3/30、シネマトゥデイ)
ジム演じるカールは離婚後、ずっと自分の殻に閉じこもっている。親友とも会わず家でDVDばかり見ているカールは、偶然出会った昔の知り合いに誘われ、イエスマン・セミナーに参加する。「ノー」と言う代わりに「イエス」と答えれば人生が開けるというセミナーの教えを、カールは半信半疑ながらも実行していく。
「ノー」と答えて、いつもと同じ生活を続けるというのは、今自分が快適だと思っている場所「コンフォートゾーン」にいることができるので、とても楽ですが、それ以上自分自身の世界を広げることはできません。
この映画の原作者も主人公のカールと同じように、何に対しても「ノー」と答えている生活をしていたそうです。
映画『イエスマン』原作者インタビュー! ハッキリとイエス・ノーを言えない日本人?
(2009/3/19、ガジェット通信)
YESと言い始める前、私は6か月間ほど何に対してもNOばかり言っていました。友人から飲みの誘いがあっても理由を作っては断わり、ロックのライブに誘われても断わり、いつも家にいて、TVばかり見ていて何もしていませんでした。そんな人生を全く謳歌していない自分に気づいたのですが、その習慣からは中々抜け出せないんですね。それはおそらくNOと言うことに慣れてしまって、面倒くさいからか、習慣化していくんです。
映画「イエスマン」を見て感じたのは、誰かの誘いやお願いに対して「イエス」と答えて行動をすることは自身の可能性を広げるということ。
場所が変わる、移動することによって、食べ物や出会う人が変わることで、受けるインスピレーションが変わり、表現も変わってくるということなのだろうか?
その意味で言えば、#dearMoon でアーティストを月に連れていくというのは面白い。
12人の移動するアーティストhttps://t.co/XK9UPjafbf https://t.co/2kYdAGIfMD
— ハクライドウ@長崎島原手延えごまそば・黒ごまそうめん (@hakuraidou) 2018年10月9日
「シャーロック・ホームズの思考術」(著:マリア・コニコヴァ)にはこのように書かれている文章があります。
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場所は思考に作用する。言うなれば、場所の変化が違う考え方へのきっかけになるのだ。深く染み込んだ関連を消してわたしたちを開放し、新しい関係を作ったり、以前には抱かなかった考え方や思考経路を探求できるようにする。
主人公カールは行動することによって、変わっていくように見えました。
しかし、実は、それは「場所の変化」が影響しているのかもしれません。
場所が変化したことによって、想像力が開放され、精神的な変化をもたらしたのではないか。
だからこそ、もし、非生産的な思考パターンに陥っていると感じたら、一度その場所から離れて違う場所に行ってみるといいのかもしれませんね。
■まとめ
「イエスマン」というと日本ではネガティブなイメージを持つ人もいるでしょう。
また、映画の中ではいろんなことに「イエス」と答える自己啓発のイベントで取り上げられていて、ポジティブになりましょうという内容だと受け取られがちですが、実際はそうではありません。
大事なことは、「イエス」というのは一つのきっかけであって、自分自身がほんの少しでも興味があるイベントなら行ってみようと思うような好奇心を呼び覚ますことが、自分の人生・可能性をつかみ、より楽しい人生を選択することに役立つということです。
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P.S.
ジム・キャリーに直撃インタビュー!「2回の結婚生活はつらかった…」
(2009/3/30、シネマトゥデイ)
韓国語を4週間かけて習ったのは、本物らしく見せたかったからなんだ。それと僕が、世界の観客のことを意識しているというのもある。今はアメリカだけという時代ではないからね。後は、僕がもっと世界全体のことを考えるようになったのと、韓国語のシーンが韓国の人たちにどう受け入れられるかを気にしたからなんだ。彼らの文化をバカにするようなものはやりたくなかったからね。
世界に向けて表現をすることは、いろんな国々の人の文化を尊重することが必要なのでしょうね。