エアコン禁止で熱中症になってしまっては問題

mammoths

by paul bica(画像:Creative Commons)




エアコン禁止でPC壊れたってのは何か取り組み方が間違っているような気がする…

(2011/7/4、ITmedia オルタナティブ・ブログ)

そんな中で皆さんもお聞きになれば「あの会社ね」というネームバリューのある会社の事務系の事業所でエアコン使用自体を停止、各自が小型の扇風機を利用しているという話で、人間も暑いですが、事務利用しているパソコンが熱暴走どころか、熱ですでに複数台壊れてしまい、こういう節電対策はどうなんだ?という世間話をする機会がありました。

基本的にエアコンが稼働している事が前提の気密性の高いビルでの空調利用やら、窓を開けていると外部からの臭いや各種騒音の問題などがあり、消費電力の削減自体は重要な取り組み課題ですが、オフィス環境それぞれでの工夫が必要でしょうし、働いている人が調子が悪くなるとか、今日取り上げたようなPC が壊れてしまうような事例が続くようなら見直しが必要じゃないですかね?

電力使用制限令によって、各企業が節電に取り組んでいるそうです。

しかし、この記事でも紹介されているとおり、事務所内でエアコンの使用自体を停止したため、熱でパソコンが壊れてしまっては問題です。

また、こうしてパソコンに熱が起きているということは、オフィス内が暑くなっているのでしょうし、それによって、熱中症になって健康を害してしまっては意味がありません。

基本的にエアコンが稼働している事が前提の気密性の高いビルでの空調利用やら、窓を開けていると外部からの臭いや各種騒音の問題など

現在のオフィス環境は、基本的にエアコンが稼動していることを前提にしているはずです。

この前提を今すぐにはなくすということは出来ないので、やはり大事なのは、電力のピークをずらしつつ、出来る限り快適なオフィス環境に持っていくということです。

そこで、各企業で行われているのは、次のようなことです。

  • クールビズ
  • 小型扇風機を利用する
  • 消費電力の少ない時間帯に仕事をするということでサマータイムで仕事をする

しかし、他にも何か方法がないのでしょうか。

消費電力の少ない時間帯の電気を「電気」として持ってくるのではなく(実際は電気は簡単には貯められないので)、冷やした物として持ってきてはいかがかと。

単純に考えると、大型の氷を消費電力の少ない時間帯に作り、昼間の時間帯にその氷の冷気を扇風機などでオフィス内に回すことです。

※昔の冷蔵庫みたいですが。

私が考えるのはこの程度のことですが、もっと頭がいい専門家の人がいれば、もっといいアイデアが出るはずです。