#生活習慣病 #健康格差 #健康管理 は自己責任かについて考えてみたいと思います。
簡単にまとめると、#健康の自己責任論 とは次の通り。
✅自分で、甘いものを沢山食べる、運動をしないといったライフスタイルを選んだ結果がその人の健康状態を決めているのだから、自己責任であるというもの。 pic.twitter.com/hH23EqyVwL
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
しかし、歴史家のルトガー・ブレグマンさんの動画を見るとその認識は変わりました。
貧乏な人ほど生活習慣は不健康!?|人は(時間・お金・食べ物など)不足を認識したとき行動が変わる!https://t.co/J6VJUojP1l
貧困は「人格の欠如」ではなく「金銭の欠乏」である|#TEDhttps://t.co/4GAwvjdhI6
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
貧乏な人ほど不健康な習慣を持っている人が多いため、「貧乏な人には欠けている部分(自制心など)がある」、極端に言えば「自業自得である」という人もいます。そこで、多くの人は、貧困の人に対して、健康になるために、生活習慣を改めようというアドバイスをしてしまいがちです。#健康の自己責任論
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
しかし、そのアドバイスはまちがいかもしれません。
プリンストン大学のエルダー・シャフィア教授によれば、人は不足(時間・お金・食べ物を含む)を認識したとき行動が変わるそうです。https://t.co/J6VJUojP1l#健康の自己責任論
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
その人が愚かだから 愚かな選択をしているのではなく どんな人であっても愚かな選択をしてしまうような状況に置かれているからです。
裕福であれば、時間があればしないようなことを人はしてしまうのです。
つまり、全てが自己責任ではないのです。https://t.co/J6VJUojP1l#健康の自己責任論 pic.twitter.com/tHNCWO1eS5
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
「健康になりたければ病院を減らせ」の因果関係について考えてみた|#AIに聞いてみたhttps://t.co/GvLk3f1VEh
「所得」「地域」「雇用形態」「家族構成」の4つが「#健康格差」の要因|#NHKスペシャルhttps://t.co/RDLQujTWyT
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
郵便番号のほうが遺伝子よりも健康に影響する?|TEDhttps://t.co/elfeS7aoit
病気の上流を診る医療|リシ・マンチャンダhttps://t.co/jwg7YVGwsh#健康の自己責任論
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
リシ・マンチャンダは、医師の仕事は患者の症状を治療するだけでなく、病気の根本原因を突き止めることであり、医師たちに「上流で起こる」要因、例えば食事、仕事、新鮮な空気の不足などといった私達の生活の大半を過ごす場所を改善するで、病気を未然に防ぐことを呼びかけています。
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
そこで一つのヒントになるのが、「#郵便番号」です。
郵便番号(どのような住環境・労働環境で過ごしているか)が健康に影響を与え、また遺伝子コードの形成に影響することが注目されているそうです。https://t.co/elfeS7aoit
エピジェネティクスとは?https://t.co/2SAeZKwHMJ#健康の自己責任論 pic.twitter.com/SxeKW14v46
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
#エピジェネティクス の考え方によれば、母親がDNAの全く同じ子供たちを持ったとしても、妊娠中に食べた食事や喫煙といった行動によって、子供たちの健康に違いが現れる可能性を示唆しています。https://t.co/2SAeZKwHMJhttps://t.co/hepk9WY7dC#健康の自己責任論
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
エピジェネティクスにおいて重要なポイントは、エピジェネティック・マークが伝搬するのは妊娠中の母親から胎児へだけでなく、マークが卵子/精子の遺伝子に定着すると、孫、ひ孫というように世代から世代へと遺伝することです。ライフスタイルが数世代先の子孫に影響するかもしれないということです。
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
まとめると、ライフスタイルは健康に影響を与え、そして生活の大半を過ごす場所を改善することが病気の予防につながっていても、人々は不足を認識した時に愚かな選択をしてしまう恐れがあるということです。
大事なポイントは「不足」を全て自己責任とするのかという点です。#健康の自己責任論 pic.twitter.com/qsGzp4mC97— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
私たちは人は生まれる場所・タイミングを選ぶことができません。
また、ある日突然、自分自身や家族が病気になってしまうと、生活環境はすぐに悪化してしまいます。
もちろん、これらのことが全て自己責任であるというのであれば仕方ありません。#健康の自己責任論 pic.twitter.com/C5RVlmnvqD
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
しかし、誰もがそうした状況に陥る可能性があるのですから、そこにセーフティネットを作ることは人を助けることであり、自分自身の未来を守ることでもあります。
では、どのようにすればよいのでしょうか?#健康の自己責任論
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
先ほどの意見を参考にすれば、病気を減らし健康な人々を増やすためには、いかにして良い住環境と労働環境を作るのかということです。
ただこれを実現するためには3つの壁があります。#健康の自己責任論 pic.twitter.com/7Vim5Ix1hJ
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
1⃣病気の予防には医療費が支払われない
2⃣医師は患者の住まいや職場が重要であるとわかっていても、実際に質問しない
3⃣上流での対応を行なう人が不足しているhttps://t.co/elfeS7aoithttps://t.co/jwg7YVGwsh#健康の自己責任論
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
1⃣病気の予防には医療費が支払われない
病気の予防に対して医師たちのインセンティブが不足するのではないかという点です。
予防医学を早く進めるためには、医師・医療機関に対するインセンティブの仕組みを変える必要がある!https://t.co/TOhI6AeYL0#健康の自己責任論 pic.twitter.com/OngXf7BYLX
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
2⃣医師は患者の住まいや職場が重要であるとわかっていても、実際に質問しない
食事、仕事、新鮮な空気の不足などの「上流で起こる」要因が健康に及ぼす影響を医師たちは理解していても、その問題を実際に対応する人が不足しているため、その質問を問いかけることがないそうです。#健康の自己責任論 pic.twitter.com/E039hhH2Fw
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
3⃣上流での対応を行なう人が不足している
例えば、住環境が病気を悪化させる原因である場合には不動産業界の人材と医師が連携を持つことがこの問題の解決につながるかもしれません。#不動産#医師#病院#医療機関#健康の自己責任論 pic.twitter.com/489fMcRq9A
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
東京都が平成28年11月~平成29年1月に、ネットカフェ・漫画喫茶・サウナ等502店舗を対象に行なった調査によれば、ネットカフェに寝泊まりしている人の中には「現在『住居』がなく、寝泊りするために利用」である者(=住居喪失者)は、25.8%であることがわかったそうです。https://t.co/dHk0Oz08yc
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
1⃣病気の予防に医療費を支払う仕組み
2⃣患者の住まいや職場について医師が尋ねる
3⃣上流の対応を行なう人が増えることによって、#予防医療 は次のステップに進みます。
どうすればこのアイデアが実現できるようになるのか、ぜひみなさんもいっしょに考えてみてくださいね。#健康の自己責任論
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日
自分たちは弱者であるという前提で「社会性」こそが人間の生存戦略であるという視点でみると世界の見え方は変わる。
「#インクルージョン(Inclusion:誰も排除せず様々な人を受け入れる)」を知れば、あなたの周りの世界はやさしくなる!?https://t.co/1WW2L0DLOqhttps://t.co/HDoE7Xy0qd
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月6日