第一生命経済研究所が2017年1月に行った「ライフデザイン白書」調査によれば、年代ごとに自分の健康状態について不安なところが変わっていくのがわかります。
#第一生命 2017年1月の調査
10年後の自分の健康状態について不安と答えた人の割合が高いものトップ3#40代「視覚機能の低下」「がん」「認知機能の低下」#50代「視覚機能の低下」「認知機能の低下」「がん」#60代「認知機能の低下」「視覚機能の低下」「がん」https://t.co/xIt1k9mGxl pic.twitter.com/fIern1MDeC— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年6月1日
40代・50代では低かった「認知機能の低下」や「運動機能の低下」、「聴覚機能の低下」が60代になると増加しています。
#60代 になると増加するのは「歩行困難などの運動機能の低下」や「耳が聞こえづらくなるなど聴覚機能の低下」という、老いへの不安です。それまであまり心配していなかった機能の衰え、身体のガタを実感するのが「60代」ということなのでしょう。https://t.co/xIt1k9mGxl
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年6月1日
60代になると「老いへの不安」や「体にガタがくる」ことを実感する機会が増えていくのでしょう。
だからでしょうか、早いうちからやっておけばよかったと後悔していることとして「体を動かすこと」が上位になっています。
#60代 の人が早くからやっておけばよかったと後悔していることには第一位「定期的に運動やスポーツを行う」、第二位「日頃からよく歩く」となっていることも、身体を動かすことによって体の機能をいかに保つかが大事であることを裏付ける結果といえそうですね。https://t.co/xIt1k9mGxl pic.twitter.com/i7jIQRyUbp
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年6月1日
運動したいけど運動する時間がない女性に2つのアドバイス|72.5%の女性が「運動する時間が不足」|63.6%が運動によって健康が改善されたと回答によれば、運動によって自身の健康が改善されたと回答した女性は63.6%となり、運動によって多くの女性が健康が改善されたと感じているようです。
また、不調を感じたら早い段階で診てもらえばよかったと思っている人が多かったり、歯の定期検診を受けておけばよかったと後悔している人が多かったりと、40代・50代のうちにはよくわかっていなかったことが60代になると「あのときやっておけばよかった」と思うことがしみじみと感じられるものなのではないでしょうか。
ちなみに、男性・女性ともに「高血圧症」による通院者率が最も高い!|性別にみた通院者率の上位5傷病の第一位は男女とも「高血圧症」|平成28年国民生活基礎調査によれば、男性・女性ともに通院者率の高い病気の第3位「歯の病気」となっています。
その他にも「気軽に相談できる医師を見つけておけばよかった」「体の不調を感じたら早い段階で治療しておけばよかった」と後悔している人が多かったことからも、信頼できる医師(病院)を見つけること、不調のサインに敏感になって病気を未然に防ぐことの重要性がわかります。https://t.co/xIt1k9mGxl pic.twitter.com/D1O4HpV9RL
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年6月1日
積極的に計画・実行する人はがん・脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクが低い|国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターによれば、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の行動をとる人は、そうでない人に比べて、がんで死亡するリスクが15%低く、また、脳卒中リスクが15%低く、脳卒中や心筋梗塞などで死亡するリスクが26%低いという結果が出たそうです。
その理由としては、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の人は、がん検診や健康診断を受診するため、病気の早期発見につながり、病気による死亡リスクが低下して可能性があるようです。
【2つの未来予測】1.未病の観点から病気のサインを見つける、2.健康的なライフスタイルがお金のような価値を持つでも書きましたが、これからは病気になる前に積極的に予防をする生活習慣をすることがお金のような価値を生む時代になっていきますので、60代の人たちが健康においてどのようなことを後悔しているのかを参考にして、ぜひ40代・50代のうちから積極的に取り組んでいきましょう!
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