#世界観 の話
「世界観」って魅力的な言葉でひきつけられている人も多いと思います。自分も実際にそうです。今注目されているD2Cブランドを評価するときに必ず出てきている言葉なんですけど、あまりにもその考え方が行き過ぎてしまっているかもしれないと思います。
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
だけど最近はあまりにも「世界観」的考え方に偏りすぎている感じがします。例えば、Twitterでタピオカ屋(おじさんdis)やGlossier(米国のミレニアム世代に絶大な人気を誇るNY発コスメブランドにオジサンがイケてるD2Cとかビジネス目線で見るのを嫌がる女子)のツイートを見かけました。— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
「世界観」についてずっと考えたんですが、もしかすると「世界観」っていうのは人と人の間に枠を作ったり、壁を作る行為に近いんじゃないかなと思うんです。つまり世界観は社会を隔てる存在ではないかと。 pic.twitter.com/1IIOa2YKQe— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
ところでいったん話はゲーム制作の話に飛びます。
ゲームの作り方には大きく2つに分けられます。
1つはゲーム全体の世界観を作り上げるタイプ
もう1つは骨組みを作って肉付けするタイプ
自分がいるからには。|宮本茂はどういうふうに構造をつくっていくのか。https://t.co/MAl9CpEjVr— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
一つ目はゲーム全体の世界観を作って、アートを作って、デザインドキュメントという書類を作り、その書類をもとに専門領域をユニット化し、具体的なゲームに落とし込んでいくという作業。いったん大きな枠を作って、その枠の範囲内で、細分化した仕事をこなしていくというイメージ。— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
もう一つは、ゲームにおける面白いアイデア・テーマ・コンセプトを骨組みにして、キャラクター・ルールなどを肉付けしていくもの。
例えば、ドンキーコング。https://t.co/iPaRLLTW0z
How the inventor of Mario designs a gamehttps://t.co/JPcsLJKcJn— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
ドンキーコングは最初からあの世界観を作ろうと思って作られたゲームではなかったそうです。#任天堂 が売れずに苦戦したアーケードゲームがもとになっています。これに #ポパイ のストーリーをモチーフに構成しできたのが、#ドンキーコング です。 pic.twitter.com/Lq13WlMBKD— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
このように世界観を最初から作ってその世界観をベースに作ったゲームと骨組みに肉付けしてできたゲームがあるわけです。言いたいのは、どちらのやり方が正しいというわけでなく、向き不向き、それぞれの魅力があるということ。しかし、今は世界観に偏りすぎているんじゃないでしょうか?— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話#映画 #インフェルノ では「境目」が魅力的だと語ります。
✅イスタンブールは西洋と東洋の境目
✅魚は温かい水と冷たい水の境目にいるから漁師はそこに網を張る
✅ドアの前では何かが起こる、そこは境目だからhttps://t.co/pVClPocvcu— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
そう大事なのはお互いが拮抗しあった状態が面白いということ。
”自然界で形成される方の美しさと複雑さの中心にあるのはせめぎ合いなのである。”「枝分かれ Branches 」https://t.co/rZcLdIY2uS— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
”これらの両極に挟まれたわずかな変化が大きく作用する肥沃な国境地帯でパターンは危険と隣り合わせに存在している。これがよく耳にする「カオスの縁」の事だとお分かりだろう。”
「枝分かれ Branches (Philip ball)」https://t.co/3OtKw1SLHT— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
世界観的な作り方とそうでない作り方に挟まれ、せめぎあったものこそが面白いのです。
”パターンは相反する力が一様性を払い去ったときに現れるがカオスを引き起こすわけではない。危険な場所のようだけれども私たちが生きてきたのはそんな世界だ。”「枝分かれ」https://t.co/lYpJOrZyBk— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
いろいろなカルチャーの良いところを何でも取り込んで、音楽でいうサンプリングやコラージュみたいに、いろんなジャンルが混ざり、それを取捨選択してコラージュして作り上げるやり方もあります。https://t.co/J4tXb4Cg9M— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
レヴィ・ストロースの「野生の思考」で挙げた「ブリコルール」は「まだなにかの役にたつ」という原則によって集められた「断片」を、その時々の状況に応じて臨機応変に用いて「ブリコラージュ」を行なうとあります。https://t.co/Yuip8SoBHN— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日
#世界観 の話
一貫性がないように見えて、なぜか形になっているものにも、私たちは惹かれるものです。
世界観的なものとそうでないもの。
この2つがせめぎあった「カオスの縁」にいたいものです。— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) 2019年6月7日