参考画像:イソジンうがい薬|スクリーンショット
大阪府と大阪はびきの医療センターは、新型コロナウイルス陽性の軽症患者41人に対し、殺菌効果のある「ポビドンヨード」の成分を含むうがい薬で1日4回うがいをしてもらったところ、唾液中のウイルスが減ったとする研究成果を発表しました。今後本格的な研究を進めるそうです。https://t.co/YOXL1s9OCr
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ポビドンヨードのうがい薬で重症化抑制と大阪府知事-明治株急伸https://t.co/cmLXH497fg
大阪府の吉村洋文知事が会見で「ポビドンヨード」で新型コロナウイルスの重症化を防げる効果を確認したと発表したことから、同成分を含んだうがい薬を販売する明治HDの株価は一時7.7%高の8990円まで上昇。
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この会見を受けて「イソジンなど『ポビドンヨード』を含むうがい薬の買い占めで薬局からうがい薬が消えた」「メルカリでの転売」に関するツイートが増えているようです。トイレットペーパー、マスクと同じことを繰り返さないといいのですが…。
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少しでも新型コロナウイルスになりたくない私たちにとって気になるニュースであることは間違いありません。
ただ大事なのはポビドンヨードを含むうがい薬でできるのは唾液中のウイルスが減るということであり、なぜ重症化抑制効果があるのかはわかりませんが、一つ可能性があるとしたら、アンジオテンシン変換酵素(ACE)2という受容体は呼吸器や鼻腔、口腔、腸管など全身の臓器の細胞に存在しており、ウイルスが細胞の受容体とぴったり合うと侵入・増殖し、炎症が起きると、嗅覚や味覚の異常、血管の内皮細胞に血栓ができて脳梗塞が起きるケースが考えられるといわれています。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)2という受容体は呼吸器や鼻腔、口腔、腸管など全身の臓器の細胞に存在している。ウイルスが細胞の受容体とぴったり合うと侵入・増殖し、炎症が起きると、嗅覚や味覚の異常、血管の内皮細胞に血栓ができて脳梗塞が起きるケースが考えられる。https://t.co/ch6QgUUz2Q https://t.co/BneYCDFBEO
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つまり、口腔内をポビドンヨードを含むうがい薬でうがいをすることで、ウイルスと細胞の受容体が合うことを予防することにつながるのではないか、という仮説が立てられるわけです。
「日本感染症学会学術講演会 COVID-19シンポジウム」(2020/4/18)がYouTubeで公開されていたそうですが、現在はなぜ削除されているので、そのスライドを引用している病院のブログを参考に勉強しました。 pic.twitter.com/bNueeSHkX1
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) April 27, 2020
「日本感染症学会学術講演会 COVID-19シンポジウム」(2020/4/18)のスライドによれば、
✅上気道のウイルス排出量は重症度ではなく年齢に依存(高年齢ほどウイルス量は多い)
✅症状が出る2日ほど前から直後にかけて、感染者の上気道で増殖するウイルス量が最も多くなるhttps://t.co/90jwZasX5y— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) August 4, 2020
また、以前YouTubeで公開されて現在は削除されている「日本感染症学会学術講演会 COVID-19シンポジウム」(2020/4/18)のスライドによれば、唾液が感染源の可能性があり、上気道のウイルス排出量は重症度ではなく年齢に依存(高年齢ほどウイルス量は多い)、症状が出る2日ほど前から直後にかけて、感染者の上気道で増殖するウイルス量が最も多くなるということから、唾液に何らかの予防をすることによって、感染拡大予防ができるのではないかという推測もできます。
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