レッドブルF1、日本の食材禁止報道を否定する公式見解を発表


Day 99/365 Red Bull

by Alex Garcia(画像:Creative Commons)




レッドブルF1、日本の食材禁止報道を否定する公式見解を発表

(2011/10/5、オートスポーツweb)

レッドブル・レーシングは、放射能汚染の懸念から日本滞在中は現地の食材を食べないようにしているというドイツ紙の報道を、公式見解で否定した。

4日、レッドブルF1、放射能汚染を恐れ日本の食品は飲食禁止にという記事を取り上げましたが、レッドブル・レーシング公式サイトに「日本の食材を一切使わない」、「日本の食材を食べないようスタッフに指示した」というような事実はないことを公式見解として否定しました。

 

レッドブル・レーシングによる公式ステートメント

日本の皆様へ
平素はRed Bull Racingへの熱い応援ありがとうございます。
Red Bull Racingは、現在一部のメディアで流れているチームのケータリングに関する記事に対して公式見解を発表致します。
Red Bull Racingは他のグランプリ同様、今回の日本グランプリにおいてもチーム独自のケータリング・オペレーションを行っております。各レースにおいて、地元および国際的なフード・サプライヤーから食材を仕入れており、それは今回の日本グランプリでも変わりません。
Red Bull Racingはこの日本グランプリにおいて、グランプリ期間中に提供する食材について、新鮮な国産食材を大規模小売店、スーパーマーケット、ベーカリーなど、日本のフード・サプライヤーから仕入れております。これらのフード・サプライヤーから仕入れる食材には、例年通り、オーストラリア産の高品質な牛肉など、一部外国から輸入した食材も含まれております。
そして、納品されるすべての食材が安全であると確認しています。
グランプリ期間中、「日本の食材を一切使わない」、「日本の食材を食べないようスタッフに指示した」というような事実はございません。

 

【感想】

実際は難しい判断だと思います。

日本の情報は海外にはうまく伝わっていないようですし(かといって日本国内にいても何が正しい情報なのか判断できないものも多いですが)、安心してレースに集中できる環境を提供することはトップとして大事な事だと思います。

気になることは、なぜこうした公式見解と異なる情報が出たのかということ。

もし裏が取られていない情報であればこうしたニュースによって傷つく人がいるということを考えて欲しいですし、裏を取った情報であれば、しっかりと公式見解に対してコメントして欲しいと思います。