RiccardoAnnandale|unsplash
今までは「バズる」ことが非日常だったものがいつしか日常になってしまった。反対に変わらないものに価値が生まれているように感じるほど。誰かが作ったストーリーではなく自分事のナラティブに関心が変わったりと少しずつ「価値のインターネット」の時代に変わってきているんだろうなぁ。 https://t.co/RionGygOm1
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 18, 2021
「ストーリー」が流行ったのはマーケのやりすぎの弊害で、みんながみんなやると情報過多という感じがしちゃう気持ちわかる。やっぱり次は軽薄で自由な「ガーン」という衝撃・エネルギーのある「何かわからないけど凄い!」ものを出せるようにやっていきたい!https://t.co/A1LLZn9Xvw https://t.co/BXKpjxp6Js
— ばあちゃんの料理教室【初心者向け旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) May 7, 2019
「情報(ストーリー・意味)で胸焼けする、もう食べ飽きた」という人も出てきてるってこと。なんかスカッとするほどバカなこととか意味わかんないけど惹かれちゃうみたいな答えのないものが欲しくなってくるはず。
— ばあちゃんの料理教室【初心者向け旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) May 7, 2019
最近のインターネット、特にSNSを見ていて思うのは、今までは「バズる」ことが非日常だったものがいつしか日常になってしまったこと、もう一つは、マーケのやりすぎの弊害で、みんながみんな「ストーリー」を発信しすぎて情報に胸焼けしちゃっていること。
今の時代の空気を吸ってマーケをすると、多様性のメッセージを盛り込み、カラーは女性といえばピンクのような考え方を避けて、トレンドのくすんだ感じの背景にすると、結果同じようなクリエイティブに落ち着くような感じもする。 https://t.co/bcwGMMYNHS
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) June 10, 2020
マーケティングの視点から「正しい答え」を導き出そうとすると、同じようなクリエイティブに行き着いてしまうのではないでしょうか?
いよいよ私たちは今までとは違ったものを求め始めています。
今までのツイートを見返してみるとヒントを3つ見つけました。
1.ファンに寄り添って継続的な対話をすること
寄り添って価値を提供し続ける「バリュージャーニー」が大事な時代において、SpotifyCEOダニエル・エクの言いたいことはこの部分だと思う。「ファンとの継続的なエンゲージメントを生み出すこと、アルバムのストーリーを伝えること、そしてファンとの継続的な対話を保つこと」https://t.co/uZTZxuAXeV https://t.co/kY4AbzFBWj
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) August 2, 2020
#アフターデジタルhttps://t.co/GCWmqgoxLZ
⚡️モノの売り切り(バリューチェーン)→寄り添って価値を提供し続ける(バリュージャーニー)
⚡️行動データに基づき、最適なタイミングで、必要なモノを、その人に合ったコミュニケーション方法で提供
⚡️「顧客のことを知っている企業が強い」という時代に pic.twitter.com/e5iCQZNPJG— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) May 16, 2020
#アフターデジタル
顧客接点での行動データを使ってよい体験を提供し、フィードバックして、顧客にとって最適なものをベストなタイミングで、最適なコミュニケーション手段で提供していくという寄り添い型になっていくことが顧客吸着度を高めていく。— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) May 18, 2020
キリンビールお客様主語のマーケティング改革https://t.co/gPiTcsIN63
🍻お客様を理解し、企業都合(事情・時間)ではないお客様を判断軸に置く
🍻商品開発ゲートに通過ゲートを設定
🍻カスタマージャーニー
🍻消費者のインサイト・行動の変化 pic.twitter.com/xdWSWRpHic— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 4, 2021
✅「本質的な価値は何か」を突き止めるため、かなりの時間をかけて、すべての商品データをつぶさに洗い出し
✅『定量調査』(何が良くて何が失敗だった)
✅徹底的な『定性調査』(お客様に直接会って、インタビュー)https://t.co/oiDNfnIYGf— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 4, 2021
✅競合他社を見て売り方を考えていると、お客様が求めている価値とは離れてしまう
✅商品群を縦軸と横軸に分けてプロットする、四象限マトリクスのマーケティング手法も否定
この分野に競合商品がなく空いているといいというのは、社内の書類を書くには都合がいい論理https://t.co/ZBZlqGd62N pic.twitter.com/qaETgKL2Ay
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 4, 2021
”山形氏が腹をくくるとき、「お客様の24時間を想像し、商品を手に取って買う絵が浮かぶ」という。浮かばないときはスーパーの飲料売り場に何時間でも立ち、観察する。”https://t.co/tF9yoKkcYV
→お客様を明確に浮かべ、その人が買いたくなる商品づくりをするためには、お客さんと向き合う時間が必要
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 4, 2021
ワークマンの「アンバサダー・マーケティング」https://t.co/TcSRJnDCSp
✅製品を愛用して自発的にネットで情報発信している人にアンバサダーになってもらう
✅製品情報の優先開示や公式HP、SNSからのリンクや紹介によって、露出を増やし、ページビューやフォロワー、再生回数を増加させる
✅商品開発 https://t.co/HXDjd1ngTQ— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) August 27, 2020
お客さんが求める「本質的な価値は何か」を丁寧に向き合うことが大事だということが改めて再確認されているのではないでしょうか。
見るべきは競争相手の顔ではなく、お客様がその商品を手にとるシーン。
そのシーンを具体的にイメージできるようになるまで、お客様と向き合う姿勢が大事なんですよね。
千人の忠実なファン(改訂版)(著:ケヴィン・ケリー)https://t.co/MaFslpY4d6
✅千人の忠実なファンとの直接のつながりを目指す
✅忠実なファンは、直接の収入源であるだけでなく、熱意を通じて、普通のファンを増やすためのマーケティングにも重要な役割を果たす pic.twitter.com/IjaUUbjtC5— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) August 14, 2020
最近知った考え方に「1,000 True Fans(千人の忠実なファン)」があります。
「1,000 True Fans(千人の忠実なファン)」とは、千人の忠実なファンとの直接のつながりを目指すことで、その忠実なファンは、熱意を通じて、普通のファンを増やすためのマーケティングにも重要な役割を果たしてくれるという考え方です。
今では「100 True Fans」、つまり100人のファンを作ること、100人のユーザーに愛されるようになることが大事というようにこの考え方は進んでします。
「まずは100人のユーザーに愛されること」 Airbnb創業者が“1番ためになった”と語る、Yコンビネータの教えhttps://t.co/nn8UVL2IXP
ポール・グラハム「何百万人の人にまぁまぁだと思って使われるよりも、百人の人に愛されることだ」
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 16, 2021
”素晴らしいスターやプロダクトはどれも最初の百人に愛されるところから始まります。ポールは更に、「まずは百人の人に愛されること。そしてスケールしないことをすること」と言いました。”https://t.co/nn8UVL2IXP
一人一人をハッピーにして愛されればプロダクトを勧めてくれる側になってくれる。
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 16, 2021
”拡散と浸透の差異”
価値観はスピーカーのように拡散できるものではなくて、熱のように浸透していくものかな。冷たい水が徐々に熱が加わって温かいお湯になるように。だからブランドは熱を生み出さないと。
ブランドのエンゲージメントを高める発信とは。佐久間裕美子さんhttps://t.co/vSmLqmoYlj
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) November 18, 2020
インターネット・SNSの持つ拡散機能の凄さは誰もが感じています。
「人の口に戸は立てられぬ」とはよく言ったもので、人々はいいものであれば情報を発信するもの。
大事なのは人々が口コミしたくなるようなものを生み出せるかどうかなのです。
【100人の熱心なファン】これからのビジネスはファン(≒ファンダム)に対してどうすべきかを理解している人が強い時代になる!
【ボッテガ・ヴェネタのSNS閉鎖から考える】ファンコミュニティとの関わり方を模索するブランド
ファンとスタッフの間のような人が増えて、コミュニティが小さな企業ごと大きくなることで、マネタイズしていく。
2.圧倒的な熱量で突き抜けること
書いてあること全然わからないけど、これだけの熱量がある人が突き抜けられる人。マーケの外側に行ける人。突き抜けた人のストーリーはやっぱり面白い!
教授も愛した名シンセ「Prophet」を自作しちゃった現役大学生、福岡に現るhttps://t.co/ZS2QHMqhfv
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) July 21, 2020
#KingGnu #常田大希 さんの考え方が今の考え方に必要なものだと思う。
世界に目を向けるなら、海外のものをいかに真似していっても、追いつけない。
日本らしさ、アジアらしさを追い求めることが世界に近づく、遠回りなようで近道なんじゃないか。https://t.co/aGqr9hlQM5 pic.twitter.com/yJIx7trGiV— ばあちゃんの料理教室【初心者向け旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) February 4, 2019
東南アジアに旅行した人がエネルギーをもらったっていってた。
雑多だけど生き生きした感じがアジアのいいところ。”一貫性がまったくないように見えて、何故か形になっている。最近、そういうアジアのエネルギーに惹かれるんですよ。たとえば、中国の感じとかもそうで。”https://t.co/sK4Aq1us7j
— ばあちゃんの料理教室【初心者向け旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) February 4, 2019
彼らの時代の考え方ってすごく参考になる。
”俺の今の生活や置かれてる立場からならではの視点を持った音楽を、世界に向けてあくまで自然に作りたいです。”https://t.co/0OaRfJokU0 pic.twitter.com/9FnxdcgeJP
— ばあちゃんの料理教室【初心者向け旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) February 4, 2019
小難しいことや秩序で縛られることが多い時代に音楽やアートのエネルギーの衝撃をバーンと与えるようなものが出てくるといいな!
これこそが「芸術は爆発だ」の意味なのかもしれない。
とにかく #KingGnu #常田大希 は世界に見つかっていいんじゃないか!https://t.co/3ZY4MoeL34
— ばあちゃんの料理教室【初心者向け旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) February 4, 2019
理屈じゃなくて、圧倒的な熱量やエネルギーの衝撃に対して、私たちはなぜか惹きつけられてしまいますよね。
マーケの外側に突き抜けるようなエネルギーを持ったものに価値を感じる時代になっているんじゃないでしょうか?
3.ナラティブ型
このツイートには2つの意味がある。
「QUESTIONING(質問力・検索力)」の価値が高い時代になっている!?https://t.co/mgHhk5Gjo3
これからのブランドにとって大事なものは「ストーリー」から「ナラティブ」になる!?https://t.co/1WTa5jEeMk https://t.co/WAt9xcNgmg
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) July 20, 2020
”今度やろうと思っているのは、ゲームブックみたいに分岐していくリンクを使った何かですね。”https://t.co/q7hufWl0EU
以前諜報機関?が暗号を解読した人だけに採用ページを知らせるみたいな仕組みが話題になったけど、分岐していくストーリーは面白そう。https://t.co/9IJYp03xOt
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) July 20, 2020
✅ストーリーには始まりと終わり、目的地と経由点が決まっていて、何回なぞっても、誰がなぞっても、同じことが起きる
✅ナラティブは時系列が設定されておらず、自分の経験や出来事を通じて語る(受け手にとっての)意外性と偶然性がある
✅ナラティブは体験を経験にするhttps://t.co/6ebUs4WmPe
— ばあちゃんの料理教室【初心者向け旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) May 7, 2019
ナラティブ型のプロダクト
✅必要最小限の情報(ちょうどよい量の情報)であえて「語らない」
→想像の余地が大きいからこそ、想像を裏切らない✅ブランドの体験を自分の体験として認識
✅人それぞれに思い出ができるhttps://t.co/6ebUs4WmPe
— ばあちゃんの料理教室【初心者向け旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) May 7, 2019
これからのブランドにとって大事なものは「ストーリー」から「ナラティブ」になる!?
最近はいろんな人がマーケティングを努力しているため、あることが流行るとみんなが同じ方法で改善を行うことが増えていると感じます。
その一つが地方の商品のデザインを変えること、そして、世界観・ストーリーを作り上げるというものです。
ただ、このトレンドの中で生まれたものは、表層的なデザインはよくなったため、本来あるべきプロダクト自体の改善や事業モデルの見直しといった問題について取り組むことが遅れたこと、パッケージデザインの良さが差別化の要因にならなくなったこと、そして、ストーリー・情報過多による受け取り手の疲れ・胸やけを招きました。
この流れから、表層的なデザインとストーリーではない、見た目はそれほど洗練されてないけど惹かれるものやよくわからないけど素敵なもの、エネルギーにあふれる魅力的なものへと人々が求めるものが変わっていきます。
そして、ブランドが作り上げたストーリーではなく、そのブランドに対して一人一人が自由に主体となって語る「ナラティブ」が求められるようになります。
■まとめ
「ライフスタイル系TikTokerがこれから来る!」という話や「100人の熱心なファン」の話、買収の話、NFT化の話、ブランドとSNSの話は全てクリエイターエコノミーにつながっていくんですよね。https://t.co/04GOvuQak0https://t.co/yy9zaGHhW9https://t.co/PxpzjixMlR
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 17, 2021
全てがクリエイターエコノミーにつながっていく!https://t.co/02iaAhJLAH
「潤沢な世界において、唯一の希少性は人間のアテンションにある」(「インターネットの次に来るもの」著:ケヴィン・ケリー)
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 17, 2021
TwitterとSquareがマージし、クリエイターエコノミーが本格的にスタートするのかなぁ。Twitterのインフラ整備→全アカウントCash App化(銀行機能)+Squareのイーサリアム対応+TIDALのNFT化→NFTネイティブのSNS/クリエイタープラットフォームhttps://t.co/LBwYVxE2YN
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 11, 2021
もしテッド・ネルソンのXanadu(あるゆる文書間の相互参照や引用、バージョン管理やユーザ認証、ロイヤリティ管理や課金処理が実装)があれば、基礎研究に対する信頼性は維持され、引用一つ毎に少額課金をするような仕組みが作られて、アカデミズムの危機が起こらなかったのかもしれない。 pic.twitter.com/7MRfLKDNAT
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) June 1, 2020
私たちが今利用しているウェブを「情報のインターネット」だとすれば、ブロックチェーンが実現するものは「価値のインターネット」とも表現されたりもしています。
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- The Internet of Value: What It Means and How It Benefits Everyone(2017/1/21、Ripple)
今起きている動きを俯瞰してみると、少しずつ「価値のインターネット」へ移行し始めているんでしょうね。