緑内障の早期発見に寄与できるスマートフォン用のゲームアプリを開発(2022/8/3、東北大学)によれば、東北大学と仙台放送は「日本人の中途失明原因第1位の緑内障の早期発見に寄与できるスマホ用のゲームアプリ(METEOR BLASTER)」を共同開発しました。
「緑内障の早期発見に寄与できるゲームアプリ(METEOR BLASTER)」は、宇宙空間を舞台に、画面中心に登場する隕石をレーザ砲で破壊しながら、宇宙空間のあちこちに登場する星(=白い光)を捉えるシューティング系のゲームで、片目ずつ計5分間取り組むだけで、ユーザーの視野の状態を簡易判定するものです。
参考画像:緑内障の早期発見に寄与できるスマートフォン用のゲームアプリを開発(2022/8/3、東北大学)
緑内障の初期にはほとんどの患者に自覚症状がなく、視野異常を感じて病院を受診する頃には、病状が進行してしまっていることが多いという課題があります。
大事なポイントは早期発見を行なうことであり、ゲームを楽しむことで結果的に病気の早期発見につながるというのは面白いアプローチです。
ただそもそもが緑内障の早期発見を目的としたゲームであり、片目ずつでゲームをしなければならないということがハードルを高くしてしまうかもしれません。
片目ずつでゲームをすることがゲームを面白くするための要素であるとよりいいものになるのではないでしょうか?
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