by Z Imtiaz(画像:Creative Commons)
11月14日は、世界糖尿病デーで、各地でブルーにライトアップされています。(世界糖尿病デー ブルーサークルの意味とは)
国際糖尿病連合によれば、世界の糖尿病患者が3億人を突破したそうです。
<糖尿病>患者が急増…世界で3億人突破
(2011/11/14、毎日新聞)
現在の世界の糖尿病患者が3億人を突破したことが14日、国際糖尿病連合(IDF、本部・ブリュッセル)の調査でわかった。
国別では初めて中国が1位となるなど、アジアでの患者増が目立つ。
30年には5億5200万人に達するという。
推計によると、11年の患者数は3億6600万人。
前回(10年時点)の2億8460万人に比べ約30%増え、患者の急増に歯止めがかかっていないことが浮き彫りになった。
国別では、2位だった中国が9000万人に達し、インドを抜いて1位になった。
国際糖尿病連合の調査によれば、中国やインドで糖尿病の患者数が急増しているようです。
その理由としては、
- 生活水準の向上により、高カロリー食が食べられるようになったが、高カロリー食への抵抗力がないため。
栄養不足の母親から生まれた子供は、低栄養に適応しているため、栄養過多に対応できない。 - 生活水準の向上により、運動不足になっているため。
が上げられます。
同地区議長の清野(せいの)裕・関西電力病院長は「安価でカロリーの高い食べ物が広がり、途上国で急増している。バランスの良い食事や運動の大切さを伝えることが必要だ」と話す。
バランスの良い食事や運動の大切さを伝えていくことは大事だと思います。
ただ、それだけでは解決することは難しいと思います。
影響力のあるインフルエンサーに糖尿病に関する知識・メッセージを伝えてもらい、そして、社会的ネットワークのつながりで互いに影響しあっていくことが大事になるのではないでしょうか。
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