> 健康・美容チェック > 脂肪肝 > 狩野英孝さん、人間ドックの結果γ-GTPの数値が正常値を上回る「206」で脂肪肝の疑いあり!
「人間ドック」衝撃の結果発表が怖すぎる…(狩野英孝【公式チャンネル】EIKO! GO!!)によれば、狩野英孝さんは人間ドックを受けた結果、γ-GTPの数値が正常値を上回る「206」となっており、エコーで脂肪肝の疑いもあることがわかったそうです。
γ-GTPの正常値の50IU/L単位以下であり、γ-GTPの数値が高くても100以下であれば、禁酒などお酒・アルコールを控えることで正常値に戻ると考えられているのですが、γ-GTPの数値が100以上と数値が高い場合は、脂肪肝が進行していると考えられます。
実際にエコー検査の結果も脂肪肝の疑いありとなっていましたね。
→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら
改善するためには、お酒を控えることが大事なのですが、お酒好きな狩野さんだけに大変ですね。
■脂肪肝の改善方法
肝臓に負担をかけないようにするには、低カロリー低脂肪の食事、腹八分目の食事の量にする、アルコールを控えめにする、運動する機会を作る、などです。
●まごわやさしい
肝臓を助ける食事としては、肝機能を助けるタウリンを含む食事や「まごわやさしい」をキーワードにした食事をすること。
さまざまな食材の組み合わせのキーワードは「まごわやさしい」。
- 「ま」は、豆類
- 「ご」は、ゴマ類
- 「わ」は、わかめなど海藻類
- 「や」は、野菜類
- 「さ」は、魚(魚介類)
- 「し」は、しいたけなどきのこ類
- 「い」は、いも類
●肝機能の数値をチェック
できれば、定期的な血液検査で肝機能の数値をチェックしていきましょう。
●タウリン
肝臓(脂肪肝)に良い食事・食品は、タウリンを含む食品です。
肝臓から分泌される胆汁酸には、コレステロールを排泄させる働きがありますが、タウリンを含む食品を摂取するによって胆汁酸の分泌が増え、血液中のコレステロール値も下がります。
●タウリンには、酵素の働きを助ける働きがあるので、アルコールの分解を早め、肝臓への負担を軽くしてくれます。
また、タウリンには、腎臓や肝臓の有害ミネラルである毒素を濾過する機能をUPさせてくれます。
●カキに含まれるタウリンは、肝臓に溜まった中性脂肪を肝臓の外に出してくれ、そして肝臓(脂肪肝)を良くする働きがあるのです。
つまり、タウリンが肝臓に入ると、まず肝臓内の中性脂肪を取り除きます。さらに肝臓から脂肪を外に排出する働きをしてくれます。
食事療法としては、タウリンを含むカキなどを食事に取り入れましょう。
→ タウリンを含む食べ物 について詳しくはこちら。
●不飽和脂肪酸やオメガ3脂肪酸の油
不飽和脂肪酸は、HDLコレステロールを増やし、LDLコレステロールを減らす働きがあると言われています。
また、オメガ3脂肪酸は、中性脂肪を減らす効果が期待されています。
→ オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら
■まとめ
大事なことは脂肪肝の段階で食い止めること。
脂肪肝より先に病状が進行すると、脂肪性肝炎、肝硬変、肝臓がんにまで至る恐れがあります。
また、最近では、アルコールを飲まない人でも脂肪肝になってしまう「非アルコール性脂肪肝(NASH)」を発症する人も増加しています。
ぜひ肝臓に優しい生活習慣を送るようにしてください。
→ 脂肪肝の改善方法(食事・運動・サプリ) について詳しくはこちら
■肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック
■NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法
■肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP
■タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物
お酒の飲み過ぎなどで上昇するとされるタンパク質分解酵素の一種である、
なお、指摘を受けた箇所を正常な状態に戻すためには、お酒を3カ月以上控えることや、摂取カロリーを抑えることなどが有効とのことです。