お酒で顔が赤くなる人は新型コロナにかかりにくい?/佐賀大学





お酒を飲むと顔が赤くなるアジアンフラッシュ体質が新型コロナウイルス感染症に対し防御的であることを報告(2024/3/26、佐賀大学)によれば、お酒を飲むと顔が赤くなる「Asian flush体質(アジアンフラッシュ体質)」が新型コロナから身を守っている可能性があるそうです。

ここですぐに浮かぶ疑問はお酒に弱い人は外食する機会が少ないため、新型コロナに感染する可能性が低いのではないかというものです。

疫学調査-アルコール感受性と新型コロナウイルス罹患についてによれば、感染が疑われた場所は 「自宅」 が最も多く、「飲食店」はいずれの群でも多くはなかったことから、感染が疑われる場所については有意な影響は出ないと考えられるそうです。

つまり、アジアンフラッシュ体質を持っている人がお酒を避ける行動をすることによりCOVID-19になりにくいのではなく、飲酒とは関係ないメカニズムでアジアンフラッシュ体質がCOVID-19に対して何らかの防御要因をもっているのではないか、より詳しく読んでみると、Asian flush体質の方の体の中には比較的高い濃度の内因性アルデヒドが存在し、それがCOVID-19耐性の理由なのではないかと考えているわけですね。







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