『Nutrients』誌に掲載された研究によれば、青魚の缶詰を週1-2個食べ他グループはそうでないグループに比べて大腸がんリスクが下がっていることがわかりました。
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【参考リンク】
- Franchi C, Ardoino I, Bosetti C, Negri E, Serraino D, Crispo A, Giacosa A, Fattore E, Dolci A, Bravi F, Turati F, La Vecchia C, D’Avanzo B. Inverse Association between Canned Fish Consumption and Colorectal Cancer Risk: Analysis of Two Large Case-Control Studies. Nutrients. 2022 Apr 16;14(8):1663. doi: 10.3390/nu14081663. PMID: 35458225; PMCID: PMC9025960.
■概要
この論文では、缶詰魚の摂取が大腸がん(CRC)のリスクにどのように影響するかを調べた2つの大規模な症例対照研究の結果をまとめています。
研究は、缶詰魚の摂取頻度が高いほど大腸がんのリスクが低下することを示唆しています。
■背景
魚は大腸がん(CRC)の予防に役立つ食品として知られていますが、缶詰魚の効果については十分な研究が不足していました。この研究は、缶詰魚の摂取がCRCリスクに与える影響を評価することを目的としています。
■結果
全体的に、缶詰魚の摂取頻度は対照群(28.6%)に比べて症例群(23.8%)で低く、摂取頻度が高いほどCRCリスクが低いことがわかりました。
具体的には、週に1回未満の摂取を基準(OR=1)として、週に1~2回の摂取でOR=0.81(95%CI: 0.69-0.95)、週に2回以上の摂取でOR=0.66(95%CI: 0.54-0.80)と、リスクの低下が観察されました。この結果は、缶詰魚がCRC予防に有効である可能性を示しています。
■まとめ
青魚の缶詰を週に1回以上摂取することが大腸がんのリスクを下げるので、料理で魚を使うのが苦手な方は缶詰を活用してみてはいかがですか?
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