認知症で最初に現れる症状は「匂いが分からない」こと(2025年9月5日、鳥取県)
鳥取大学医学部認知症予防学講座(寄附講座)浦上克哉教授によれば、アルツハイマー型認知症の最初の症状は物忘れではなく、嗅覚機能の低下(においがわかりにくくなる)から始まります。
鳥取県琴浦町と島根県隠岐の島町で嗅覚機能を調べる「ニンテスト」と認知機能を調べる「もの忘れ相談プログラム」を約1000人に受けてもらったところ、約2割に認知機能の低下が、約7割に嗅覚機能の低下が認められました。
嗅神経の異常→記憶を司る海馬の神経の異常
つまり、嗅覚機能の低下をいち早く見つけることがMCI(軽度認知障害)やアルツハイマー型認知症の早期発見に重要なんですね。
→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら
■まとめ
認知症の新たな2つのリスク要因(視力低下とLDLコレステロール値の高さ)が追加!認知症の45%は遅らせたり軽減できる可能性/ランセットによれば、医学誌『The Lancet』の新たな研究では、2020年の調査結果が修正され、視力の低下とLDLコレステロール値の上昇という2つの新たなリスク要因が特定され、リスク要因の総数は14となりました。
そして、認知症の45%は遅らせたり軽減したりできる可能性があることが明らかになり、これは2020年の調査結果から5%増加しています。
【子供・青年期】
1)子供たちに初等・中等教育を提供する 5%
【中年期】
2)難聴への対策(補聴器など) 7%
3)外傷性脳損傷を防ぐ(頭部のけがを防ぐ) 3%
4)高血圧対策 2%
5)過度のアルコール摂取を避ける 1%
6)肥満対策 1%
【晩年期】
7)禁煙 2%
8)うつ病予防 3%
9)社会的交流・社会的接触を増やして社会的孤立を防ぐ 5%
10)大気汚染を減らす 3%
11)運動不足を解消する 2%
12)糖尿病予防 2%
13)視力低下 2%
14)LDLコレステロール値の高さ 7%
今回の研究であった「嗅覚機能の低下」はなかったので、将来的には「嗅覚機能の低下」も認知症のリスク要因に加わるかもしれませんね。
→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら
「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」
この街を初めて訪れた方へ
この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。
この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。
ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。
この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。
もし、
なぜこういう考え方になるのか
他の記事はどんな視点で書かれているのか
この話が、全体の中でどこに位置づくのか
が少しでも気になったら、
この街の歩き方をまとめたページがあります。
▶ はじめての方は
👉 この街の歩き方ガイドから全体を見渡すのがおすすめです。
▶ この街の地図を見る(全体像を把握したい方へ)
※ 無理に読まなくて大丈夫です。
気になったときに、いつでも戻ってきてください。
この考え方の全体像(意味のハブ)
この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。
▶ 料理から見る健康
この街の考え方について
この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。
▶ この街の中心に置いている憲法を読む