by Philip Dean(画像:Creative Commons)
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ES細胞で失明状態の患者2人の視力改善 米チームが発表
(2012/1/24、CNN.co.jp)
人体のあらゆる組織に成長する能力を持つ胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を使って、失明状態と認定された患者2人の治療に成功したとの成果を、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校ジュールズ・スタイン眼研究所の研究者らがこのほど発表した。
2人とも視力が劇的に改善したという。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校ジュールズ・スタイン眼研究所の研究者によれば、ES細胞を使った治療で失明状態の患者2名の視力の改善に成功したそうです。
一人は、黄斑変性症だったそうですが、片方の目を治療した結果、歩行や買い物、料理ができるようになったそうです。
スティーブン・シュワーツ博士によれば、
「暫定的な結果であり、失明の治療法が見つかったとはいえないが、再生医療における大きな前進だ」
ということであり、まだ失明の治療法が見つかったと大喜びはできないようですが、失明をなおす治療法においては大きな一歩といえるのではないでしょうか。
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