■握力が強いほど長生き?|循環器病の発症リスクも低い|厚生労働省研究班
by Øyvind Wahl(画像:Creative Commons)
握力が強いほど長生き、循環器病発症も低リスク
(2012/2/20、読売新聞)
握力が強いほど長生きする傾向があることが、厚生労働省研究班(研究代表者=熊谷秋三・九州大教授)の約20年間にわたる追跡調査で明らかになった。
死亡リスクだけでなく、心臓病や脳卒中といった循環器病の発症リスクも下がっていた。
健康状態を表す指標として、握力が使える可能性があるという。
厚生労働省研究班によれば、握力が強いほど長生きする傾向があり、また循環器病発症リスクも低かったそうです。
日頃から身体を使っていることや筋力が握力に現れるということなのでしょうか?
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2012/2/20 初稿