by Leo Hidalgo(画像:Creative Commons)
(2012/3/21、GIZMODE)
デンマークの学者ラース=ゲオルグ・ヘルソージュ(Lars-Georg Hersoug)氏が提唱する説は、オレキシンという脳内のホルモンは二酸化炭素に影響を受けるというもの。
このオレキシンは、エネルギー燃焼や食物をどれだけ体内に取り込むかを左右します。
二酸化炭素がオレキシンに影響を与え、メタボリズムさえも変えてしまうのならば、太る太らないに関わってくるだろう、ということです。
さらに、彼の説を裏付ける証拠も。
米国内の肥満者の数は1986年から2010年の間、東海岸がトップ。
そして、その時期は二酸化炭素の濃度も東海岸がトップでした。
さらに、二酸化炭素を吸い込むと、我々の血液はより酸性化し、それがどうやらオレキシンと関係があるようだというのです。
デンマークの学者ラース=ゲオルグ・ヘルソージュさんが提唱する説は、オレキシンは二酸化炭素に影響を受けるというもので、二酸化炭素が太る原因であり、二酸化炭素を吐き出す量が多ければ多いほど太ってしまうのではないかという説です。
【関連ワード】
オレキシンが分泌されることで、胃や腸が活発に動くことで、胃に余裕が生まれる=別腹ということのようです。
肥満者の数と二酸化炭素の濃度に関連があるのではないかという興味深い考え方ですね。
また、他の考え方としては、肥満と貧困に関係があるのではないかというものや、肥満は伝染するというものがあり、こうした考えと比べてみると面白いことがわかってくるかもしれません。
【肥満と貧困】
フードスタンプに頼っている人の割合が最も高い州はミシシッピ州で、20.7%です。
5人に一人が生活保護を受けているということ。
つまり、肥満と生活保護には相関関係があるのではと推測しています。
最も肥満率が高かったのは南部ミシシッピ(Mississippi)州で成人の32%以上、10-17歳では驚くべきことに44%が肥満だった。
同州は全米で最も経済的に貧しい州とされており、貧困と肥満の関連があらためて示された形だ。
【肥満は伝染する】
肥満はなぜ「伝染」するのか:実験結果|無意識のうちに影響を受けてしまう!?
そのデータが示していたのは、ある人が太ると、その友人が同じ道をたどる可能性は57%高くなるということだった(肥満の予測因子としては、肥満遺伝子の有無よりも、その人が持つネットワークのほうが、はるかに優れているということになる)。
きょうだい間では、ひとりが太ると別のきょうだいも太る可能性は40%高くなり、配偶者間では37%高くなるという。
メタボの新常識・肥満は伝染する?・スロートレーニング|たけしのニッポンのミカタ!
■肥満は伝染する?
アメリカ・ハーバード大の研究によれば、肥満は伝染する!?そうなのです。
その研究によれば、配偶者が太ってきた場合、同居する相手も太る確率は37%上昇するそうです。
また、友人が太っている場合、太る確率は57%上昇するそうです。
そして、これは近くにいることは関係なく、遠くに離れていても、親しい人がいれば、肥満は伝染するそうです。
⇒ あなたにあった ダイエット 方法の選び方 はこちら
⇒ ダイエットの基礎知識 はこちら
ダイエット方法ランキングはこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓