by U.S. Embassy Tel Aviv(画像:Creative Commons)
<「婚学」講座>九大が開講 1年生対象、倍率5倍の大人気
(2012/5/10、毎日新聞)
九州大(福岡市)は今年度、結婚について学ぶ1年生対象の教養セミナー「婚学」を開講した。
晩婚化が進む背景に、若者が対人関係を苦手にしていることなどがあるとして、コミュニケーションの能力を磨いたり、恋愛を取り巻く諸事情も伝授したりする異色の講座。
倍率は5倍に達する人気で、異性とどう付き合えばいいのか悩む若者の現状を映し出しているようだ。
九大の婚学講座は、コミュニケーションの能力を磨いたり、恋愛を取り巻く諸事情を教える講座なのだそうで、人気があるそうです。
■婚学の必要性とは?
「勉強や就職ばかり気にして、学生時代に『結婚』『家族』の大切さを考えないまま将来設計をしている」として「婚学」の必要性を思い立った。
婚学ができた背景としては、非婚や晩婚化、離婚率の上昇、「婚活」ブーム、若者が対人関係を苦手にしていることがあるようです。
社会が急速に変化する中で、家族の形がつかめていないのかもしれませんね。
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P.S.
婚学講座で実際に行われている内容の中で気になる部分がありました。
多くの学生が「話が続かない」「切り出し方が分からない」と苦手な理由を並べた。佐藤助教は「まず前向きに話を聞くこと」と助言。
「まず前向きに話を聞くこと」が大事とありますが、それはどうでしょうか。
まず大事なことは、相手の話を聞くことではなく、自分がどのような人かを伝えることが大事なのだと思います。(自己開示)
コミュニケーションが苦手な人ほど、自分のことを開示しようとせず、相手に質問をすることで、コミュニケーションをはかろうとします。
いわゆる聞き上手になろうということですよね。
しかし、それはあとの段階であって、まずは自分がどんな人なのか、自分の人となり(感情が伝わってくるような)がわかるような話をすることが大事だと思います。
聞き上手になる前に、まずは聞かせ上手になる必要があるのです。
そのためには、自分を積極的に開示する練習をする必要があります。
【参考文献】
ダメな自分を救う本 人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック (祥伝社黄金文庫) 新品価格 |
「ダメな自分を救う本」(著:石井裕之)