思春期の女性が父親のニオイを嫌うのには理由がある?




Father & Daughter

by Damián Bakarcic(画像:Creative Commons)

「生理的に無理……」男の体臭が気になるのは私の遺伝子のせい! 愛は匂いを越えられないのか?

(2012/8/2、ローリエ)

相手の体臭が気になるとか、臭いと感じるのはその人との遺伝子が似ているためであり、特に思春期の女性は、この遺伝子が近いため父親の匂いを嫌がる、避けたがるのではないかということである。遺伝子が近い双方、つまり娘が父親を臭い、嫌だ、と感じることで近親交配を避けるように出来ているらしく、これは女性側にしかない能力らしい。

一つの説によれば、思春期の女性が父親の匂いを嫌がるのには、遺伝子が遺伝子の近い父親の匂いを嫌うようにプログラミングすることで近親交配を避けるようにできているそうです。

反対に、好ましい匂いの人というのは、遺伝子的に自分と遠い人なのだそうです。

女性たちは、MHC(またはHLA遺伝子)という免疫をつかさどる遺伝子が、自分と遠い男性ほど“好ましい匂い”として感じるのである。つまり、好ましい匂い、好意的に感じる男性というのは本人同士というよりも“遺伝子”のマッチングが上手くいっているということ。

女性にだけ、こうした遺伝子を嗅ぎ分けることができる能力(嗅覚)があるというのは驚きですね。







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