by Alick Sung(画像:Creative Commons)
<卵巣若返り>閉経前後女性に幹細胞注射 厚労省に研究申請
(2012/8/20、毎日新聞)
不妊治療施設の加藤レディスクリニック(東京都新宿区)が、閉経前後の女性の卵巣に自身の皮下脂肪から取り出した幹細胞を注射し、卵巣機能の改善を目指す治療を計画していることが分かった。
臨床研究として厚生労働省に申請、20日開かれた厚生科学審議会科学技術部会に報告された。
加齢などで機能が低下した女性の卵巣を若返らせるもので、最終的には妊娠を目指すという。
記事によれば、次のような方法で卵巣を若返らせるそうです。
加齢などで卵巣機能が低下し、更年期障害の症状がみられる女性の皮下脂肪から「間葉系幹細胞」と呼ばれる幹細胞を抽出します。
間葉系幹細胞は、
新たな血管を作る役割を持つとされ、卵巣に移植し血流を増やすことで、衰えた卵巣機能の改善が期待できる
そうです。
不妊治療で悩む女性の新たな治療法として注目を集めるかもしれません。
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