by Santos Gonzalez(画像:Creative Commons)
(2012/8/26、Gow!Magazine)
アメリカのコーネル大学が行った研究で、男性の被験者に対して現在恋愛関係にある彼女が男友達(元彼氏も含む)と遊んだり、食事を供にすることについてどう思うか尋ねました。すると、食事なしで遊んだ場合よりも、彼女が男友達とふたりで食事をした場合のほうが嫉妬心が大きくなることが判明しました。
その理由として、ハーバード大学医学部臨床心理学講師のクレッグ・マルキン博士は「ひとは誰かと食事を供にすることを非常に親密なこととして認識するからです。
男性は、彼女が男友達と食事なしで遊んだ時よりも、男友達と二人で食事をした場合のほうが嫉妬心が大きくなることがわかったそうです。
その理由としては、人は誰かと食事を供にすることを非常に親密なこととして認識するから、なのだそうですが、なぜ食事をすると、人は親密なことと認識してしまうのでしょうか?
二人で食事をするということについて、元々人は親密なことと認識していたのか、それとも成長するにつれて二人で食事をするということは親密なことであると考えるようになったのかどうか、気になります。
以前紹介した記事(25%の女性が男友達と「男女の仲」に)によれば、20代、30代の女性の4人に1人が男友達と男女の仲になったことがあることがわかったそうで、そのような状況になるきっかけとしては、失恋したときや落ち込んでいるときなど悩んでいる時に支えてくれたことやお酒が入って気分が良くなったことがきっかけになっているようです。
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そういえば、以前ホンマでっかTVでも「好きな女性にはチョコレートをあげるといい」と紹介されていました。
チョコレートに含まれるギャバ(GABA)には大脳を抑制して、飲酒状態に近くする働きがあり、口説きやすくなるからという理由でした。
これらの記事を総合すると、食事にお酒が入ると、脳が酔った状態となり、口説きやすくなりやすいようです。
元記事の中で、彼氏とも男友達ともいい関係を続ける方法としてマルキン博士がアドバイスした中にも、「お酒は飲まない」というものがありました。
楽しい気分のときにお酒を飲むと、ただのランチのはずがより親近感を増したデートになってしまいます。マルキン博士は「お酒が抑制を緩めるため、フラッと浮気しやすくなってしまうのです」と説明。
良い関係を続けていくためにも、男友達とはお酒を飲まないようにしたほうがいいかもしれません。