卵の薄皮(卵殻膜)の摂取で肝機能障害が改善する可能性|東大

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■卵の薄皮(卵殻膜)の摂取で肝機能障害が改善する可能性|東大

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by Arne Hjorth Johansen(画像:Creative Commons)

東大 卵の薄皮を摂取することで肝機能障害が改善する可能性

(2012/12/14、Qlife-Pro)

東京大学産学連携の研究グループが、肝障害をもつラットに卵殻膜を摂取させたところ、その肝機能障害が改善したことを発表した。

ラットの実験では、肝機能障害を持つラットに微粉砕した卵殻膜を摂取させたところ、肝機能障害が改善したそうです。

■卵殻膜とは?

卵殻膜とは、卵殻と卵白の間にある不溶性の薄皮で、内膜・外膜の2 層から成る。

卵殻膜は可食部でないために、食品産業では廃棄されてきた。試算で年間7000トン分の廃棄物になる。研究グループはその利用開発を課題として、これまで卵殻膜を摂食したときの消化吸収について研究してきた。

一方で、卵殻膜の炎症抑制作用はつとに知られており、今回の研究でそのことが明らかになった。

卵殻膜とは、卵の殻についている薄皮ですが、可食部でないために、食品廃棄物となっていました。

しかし、今回の研究によれば、卵殻膜には炎症抑制作用があることで、肝機能障害が改善される可能性があるようです。

食品廃棄物を減らすことと肝機能障害の治療という両方が可能になるとすれば凄いことですね。

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