5人に1人が同窓会で見栄を張るために「軽いうそ」をつく!?





the sound sent shivers down my back

by Jane Rahman(画像:Creative Commons)

同窓会は見栄っ張りの集まり!? 5人に1人が同窓会で「軽いうそ」をつくことが判明

(2012/9/8、ロケットニュース24)

調査の結果、調査対象となったイギリス人の21パーセントが昔の同級生と集まるときに「軽いうそ」をついていることが判明した。

この調査はイギリスにおける初の全国同窓会週間を記念して行われたものなのだそうですが、5人に一人が同窓会で「軽い嘘」をつくことがわかったそうです。

この「軽い嘘」には男女でそれぞれ傾向があったそうです。

男性にみられる特徴は「成功への執着」。男性の55パーセントが実際の収入よりも多い額を稼いでいることをアピールするという。また、8パーセントが実際よりもいい車に乗っているふりをするそうだ。そしてなんとも正直なことに、6パーセントの男性は単に成功を自慢するためだけに同窓会に行くと認めたそうだ。

一方、女性が誇張する傾向にあるのは職業だった。45パーセントが実際よりも華やかな職業に就いているとアピールするという結果に。その他、男女ともに誇張する傾向にあるのは「住んでいる場所」と「旅行をする頻度」。調査対象の12パーセントが実際に住んでいる場所よりも良いエリアに住んでいるふりをし、26パーセントが実際よりも多い頻度で旅行しているふりをするという。

男性・女性ともに経済的・社会的成功をしていると見せたいがために嘘をついてしまっているようです。

また、嘘をつく理由の中には、かつての憧れの人との付き合いを期待して嘘をついてしまうこともあるようです。

男女ともに17パーセントがかつての憧れの人との付き合いを期待して、自分の交際関係、婚姻関係について嘘をつくかもしれないと打ち明けているのだ。

ところで、42%の人が同窓会に行くのが嫌なのだそうですが、その理由が大事なポイントだと思います。

ちなみに、調査対象の42パーセントは同窓会に行くのが嫌だと回答している。その理由は「まわりの成功自慢を聞きたくないから」だそうだ。

成功自慢をするのではなく、ありのままに現在の近況報告、昔話ができればもっと楽しく幸せな同窓会になるのでしょうにね。

Alumni Association lunch

by University of Central Arkansas(画像:Creative Commons)

自信のない人はコミュニケーションよりも尊敬を求めるでも紹介しました『自信と劣等感の心理学』(著:加藤諦三)ではこのように書かれています。

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自慢話をするのは劣等感があるからである。
<中略>

劣等感の強い人は、コミュニケーションよりも尊敬を求める。
<中略>
自分に自信のない人は相手から「尊敬」を求めるが、自分に自信のある人は相手との「コミュニケーション」を求める。

実は、自分に自信のない人は、劣等感が強いため、相手から尊敬を求めようとしてしまい、コミュニケーションを求めようとしていないのです。

自分に弱点があることを認め、そして相手にももちろん弱点があることを許した上で、コミュニケーションをとっていくと本当の尊敬が生まれるのだと思います。







2013年1月11日 @ 18:48