by Makia Minich(画像:Creative Commons)
(2013/2/21、Gow!Magazine)
ミシシッピ州立大学が行った調査によると、話すスピードを変えることで聞き手が受ける印象が変わることが分かりました。
話す速度はwpm(words per minute)、つまり1分あたりの語数で測定されます。
大学の講義で学生が問題なくついていける速度が150~175wpmで、ノートを取るのに適した速度は135wpmが限界といわれています。
調査は同じ講義の内容を100wpmのゆっくりとした速度で聞くグループと、200wpmのスピーディな速度で聞くグループに分けて行われました。
その結果、話す速度がゆっくりのグループの方が理解度は高くなるという結果に。
聞き手は、ゆっくりと話されたほうが話を重要なものとして感じ、理解度が高くなる傾向にあることがわかったのです。
この記事のポイントは、
- 話す速度がゆっくりのグループの方が理解度は高くなること
- 聞き手は、ゆっくりと話されたほうが話を重要なものとして感じること
です。
反対に考えれば、早口だと理解度が低くなり、また聞き手は話を重要なものとは感じないということですね。
あなたがどんなに素晴らしい言葉で話をしたとしても、それが早口であれば、相手には伝わらないということが考えられます。
大事な時こそ、ゆっくり話すことを心がけたいですね。