自分が持つクセが姿勢を崩す要因となり、またそれが体調不良の原因になる恐れがあります。
■テーブルに肘を付くクセ・頬杖をつくクセ
by Nic McPhee(画像:Creative Commons)
■テーブルに肘を付くクセは老化のサイン?
姿勢は基本的に前かがみ→背中側の筋肉(脊柱起立筋)で支えている
老化してくると、肘で支えようとする
■頬杖をつくのも筋肉が老化している証拠
姿勢による筋肉の活動量の違い
真っ直ぐな姿勢 全力の約10%
丸まった姿勢 全力の約0%
背骨が湾曲した状態
人体など関節への負担が増す
肘をついていたり、頬杖をついているのに気づいた時、良い姿勢を意識するようにすると、自然と改善されると思います。
■猫背
●デスクワーク時のアゴ出し猫背の姿勢
体の悩み解消術(肩こり・腰痛・ひじ痛・猫背)|ホンマでっかTV 1月23日
■頭が2.5cm前に出るごとに首の負担4kg増加!?
デスクワーカーは頭が平均7.5cm前に
■デスクワーク時首の負担ペットボトル500ml約30本分!?
【首こり・肩こり解消法】
・舌先3分の1を上の歯の裏側に吸盤の様につける
舌が遊んでる→頭は前に出る
舌を歯の裏側に→頭が前に出ない
■猫背が引き起こす体の不調
・肩こり
・頭痛
・腰痛
・疲れやすい
・便秘
・めまい
・不眠
なぜ猫背はこうした体の不調を引き起こすのでしょうか。?
私たちの頭の重さは、約5kgほどあります。
その重さを支えている首や肩は、姿勢が正しければほぼ負担がかかりませんが、猫背で姿勢が悪いと重さに耐えきれず凝り固まってしまいます。
姿勢が正しければ首や肩への負担はかからないものの、猫背で姿勢が悪いと、頭の重さを支えきらずに首や肩がこってしまい、疲れやめまい、不眠などの原因にもなるようです。
それだけではなく、デスクワークで腰が丸くなった姿勢を長時間とる人は、お腹が圧迫されて腸が歪み、栄養の吸収が悪くなり、便秘になるという悪循環を引き起こすこともあります。
現代人の生活(デスクワーク・パソコン・ケータイなど)は前かがみ・下向きになりやすい生活をしています。
そうした姿勢を長時間続けていると、おなかが圧迫されてしまい、腸が歪んでしまうことが考えられるそうです。
日本人は猫背になりやすい!?によれば、猫背を改善する方法とは、意識的にアゴを引くというものです。
常に首や肩の凝りに悩んでいる人、頭痛がひどい人は、一度猫背になっていないかチェックしてみてはいかがでしょうか。
■スマホの使いすぎ
「ほんの少しでも顔を下に向けてiPhoneなどを操作していると、アゴ部分に重力がかかって口の周りが下に引っ張られます。その姿勢が何時間も続くことで顔の皮膚は確実に下がり、『スマホ顔』になってしまうのです」ウッドフォード・メディカルのマーヴィン・パターソン医師は言う。
専門家たちは、手の損傷だけでなく、小さい画面を長時間前かがみになってのぞき込む姿勢にも問題があると指摘する。
「人間の頭部の平均重量は4.5~5.5キログラム」とハッチフル氏。
耳から肩、そして腰、ひざ、足首まで一直線に垂直になるのが「体重が効果的に支えられる」理想的な姿勢だという。
だが、スクリーンを眺めるために頭部がいつも前かがみになっていると、姿勢の悪さから、頭部が最大で4倍重く感じられ、体全体に負担がかかることになる。
「テキスト・ネック」は、英国の勤労者の50人に1人がかかっている反復運動過多損傷(RSI)の1つだ。
筋肉やけん、神経などを損傷する症状で、特に首と上肢に多く、長時間コンピューターやPCのマウス操作をする人がかかりやすい。
スマホ症候群チェックをして、スマホの利用時間をチェックしてみましょう。
P.S.
姿勢よく立つ-10分×8回
背筋を伸ばして立っているだけでもカロリーを消費する。立っているには様々な筋肉の緊張が必要だからだ。
8時間労働の場合、1時間ごとに10分立っていれば、100キロカロリー消費することができる。
立った姿勢の方が、座った姿勢よりもカロリー消費が高く、また、健康にとっても良いです。どうしても座った姿勢で仕事をしないといけないという人は、1時間に10分姿勢良く立つということを取り入れてみましょう。
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