> 健康・美容チェック > 目の病気 > 目の不調(ドライアイ・目の充血・白内障・飛蚊症・加齢黄斑変性・調節けいれん・まばたき不全・眼位異常)|駆け込みドクター! 10月20日
2013年10月20日放送の駆け込みドクター! のテーマは「気になる目の不調SP」です。
by Gorgeous Eyes(画像:Creative Commons)
■目の不調
- 乾きやすい
- 疲れやすい
- 充血する
- かゆみ
- ぼやける
- 痛み
- 目ヤニが出る
- 光が眩しい
- ゴミのようなものが見える
- まぶたがピクピクする
■目の検診を定期的に受けている人の割合は日本は49%で、その他の国に比べて少なく、調査国中最下位。(2012年ボシュロムの調査より)
■目は血管が見える唯一の臓器であるので、動脈硬化や糖尿病、高血圧(による出血)、腎臓病など病気のサインが発見できることもある。
■現代人の目は、パソコンやスマホといった近距離を長時間見る生活によって疲れている。
近くを見ながら集中する→動物本来の機能ではない
このことが目の疲れの原因となる
■気になる3つの目の不調
1.目が乾く
2.目が充血する
3.ゴミのようなものが見える
■ドライアイ
日本で800万人以上いると言われている。
ドライアイは、涙の減少などで目の表面が乾く
乾燥すると、目は傷つきやすい状態となってしまう
特徴的な症状は、目の疲れ・不快感・まぶたが重いなどであり、悪化すると細菌感染や視力低下の危険もある
空気が乾燥する季節はドライアイの要注意シーズン
眼科に来る人で本当のドライアイの患者は少ない。本当のドライアイ患者の人は涙が出ない。突然涙がぼろぼろ出てしまうのは、疲れ目からくるドライアイ症状。
乾きの原因となる生活習慣の見直しが改善の近道
→ ドライアイ
■眼位異常
外斜位の場合、普段は正面を向いているが、力が抜けた時には外側を向いてしまい、目を内側に向ける筋肉が疲労し、疲れ目の原因になる。
外斜位の症状は、無意識に片目だけで見てしまい、目が疲れやすくなる。
目を内側に寄せる筋肉を鍛える
●眼筋ストレッチ
「近くのもの」と「遠くのもの」を交互に見る
1.片手の親指を目から30センチ離す
2.両目で指先をしっかりみる(2秒間)
3.離れたものを両目で見る(2秒間)
※距離は視力によって異なる。ピントが合う最も遠くを見る。
※メガネやコンタクトは着用。しっかりピントをあわせることが大事
この動きを交互に繰り返すだけ
1日5から6往復。これを1日5回程度
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■加齢黄斑変性
加齢黄斑変性は黄斑部の血管に障がいが起こる目の病気。
加齢黄斑変性の症状は、視力低下・歪んで見える・中央が見えづらい、進行すると失明することもある。
タバコは血流を悪くしてしまうので、最近増加傾向にある加齢黄斑変性の原因ともなる。
■調節けいれん
目のピントをあわせる筋肉(毛様体筋)が痙攣した状態
極度の眼精疲労や肩こりの原因ともなる。
ゲームのやり過ぎや長時間のパソコン作業といった近くを見続けることが原因となる。
近くばかりでなく遠くを見る
10分に一回程度、チラッと1から2秒遠くを見てピントを合わせる
近くを見続けると眼の筋肉は極度に疲労する
→目の痙攣
■VDT症候群
パソコン・ゲーム・スマホなどの長時間使用で目・体・心などに影響の出る病気
1時間毎に10から15分の休憩をとる
●アイメイクが目に影響を及ぼす脅威とは?
目の縁(まつ毛の内側)にアイラインをひくと、ここはマイボーム腺の開口部であって、アイラインがつまって、炎症を起こしやすい状況になる。
マイボーム腺は、まぶたの内側にあり、涙の脂の成分を分泌して、涙の蒸発を防いでいる。
まつげの根元にダニが巣を作ってしまうこともある。
ダニはアレルギー反応を起こしてくるため、ひどく腫れてくることが多い。
デモデクス:顔ダニとも呼ばれる。かゆみや炎症を引き起こす場合もある。
■まばたき不全
まばたきが途中で終わっている
特に乾燥地などでは目の充血やドライアイ症状が出やすい
パソコン画面を見ているとまばたきの回数が極端に減る
習慣化すると、しっかりしたまばたきができなくなる可能性がある。
しっかり閉じる瞬きを習慣づける。
まばたきを意識するだけで充血や乾きが解消する人もいる。
■白内障
ピント合わせを司る水晶体が白く濁る
白内障の代表的な症状は目のかすみ(霧がかかったようにかすむ)、視力低下(小さな文字が読みにくい)、光がまぶしい。
光を受けて瞳が小さくなった時視力が落ちるのが典型的な症状。
主な原因は加齢。80代ではほぼ100%が発症する。
最近では40代での発症が増えている。若い年齢だと重症化する危険性が高まる。
→白内障
■飛蚊症
蚊やゴミのようなものが見える。
主な原因は加齢で、ほとんどの場合、問題ない。
硝子体の「濁り」が影となって、網膜に映る。
近視が強い人ほど若い年齢で起こるケースが有る。
急に症状が増えた場合、網膜剥離や硝子体出血の可能性もあるので注意が必要。
→飛蚊症
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