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澄んだ白目に!目の充血予防に摂りたいビタミンとは!?食べ物・サプリメント

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【目次】

■充血は澄んだ目の大敵!

Mirror

by Milán Auman(画像:Creative Commons)

女性の92%が「疲れ目」により見た目の印象が変わると回答によれば、女性の92%が「疲れ目」により見た目の印象が変わると答えており、また67%の人が自身の疲れ目の表情にがっかりしたことがあるそうです。

女性の仕事後の見た目年齢は5歳増しの原因は目のクマ?によれば、女性の顔で疲れを感じるポイントとしては、以下のポイントを挙げています。

女性の顔で疲労感を感じるところについては(複数回答)、「目の下のクマ」55.9%、「荒れた・乾燥した肌」44.1%、「はれぼったいまぶた」26.5%、「充血した目」25.5%、「荒れたくちびる」17.6%などが多かった。

こちらの回答によれば、「目の下のくま」や「目の充血」など目に対する印象が大きいようです。

そこで、今回は、澄んだ目を保つために必要な栄養(ビタミン)について取り上げたいと思います。

■充血予防に摂りたいビタミン2つ

肌が綺麗なだけじゃダメ!第一印象のカギ「澄んだ白目」を保つビタミンとは?

(2013/10/13、Life & Beauty Report)

(1)ビタミンB1

ビタミンB1は、筋肉の疲れをやわらげる働きがあり、目の疲れの解消にも役立ちます。また、視神経の働きを強化する働きがあり、目の健康のために欠かせないビタミンです。

ビタミンB1には、目の疲れの解消に役立ってくれるそうです。

ビタミンA・カルシウム・ビタミンB1 日本人に足りていない栄養素ベスト3(佐藤秀美)|#世界一受けたい授業で紹介した佐藤秀美(日本獣医生命科学大学客員教授)さんによれば、日本人に足りていない栄養素第3位がビタミンB1で、ビタミンB1が不足すると疲れやすくなるそうです。

(2)ビタミンB2

ビタミンB2には、身体全体の血管、特に皮膚の毛細血管を丈夫にする働きがあります。不足すると毛細血管が膨らみ、外部からの刺激を受けやすくなってしまい、目の充血の一因となります。

ビタミンB2は毛細血管を丈夫にする働きがあるそうです。

目の下の「クマ」を改善する方法

(2015/11/7、美LAB.)

ビタミンB2・B12:細胞の再生を促進し、粘膜を保護する作用があり、眼の充血を防いで目の疲れを回復。ビタミンB12が不足すると、角膜が炎症を起こしやすくなり、眼の充血を引き起こす。

豚肉・ウナギ・豆腐・さば・さんま・のり・納豆・レバーなど

ビタミンB2・B12は目の充血を防いで目の疲れを回復してくれるそうです。

■ビタミンB群を含む食べ物とは?

ビタミンB群の多い食べ物は、レバー・卵・豚肉・納豆・海苔などです。

ビタミンB1の食べ物はどれで、ビタミンB2の食品はどれという基準で食品を選ぶのは大変ですので、ビタミンB群を多く含む食べ物をこまめに摂るようにするというようにするとよいのではないでしょうか。

 

※ただ、目の充血は目の病気を知らせているサインでもありますので、気になる方はぜひ眼科で診てもらってください。

 

→ 目の充血の原因・治し方|目が赤いのは目の病気のサイン? について詳しくはこちら

 

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充血(目の充血)と出血(結膜下出血)の違い・特徴とは?

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「目が真っ赤に赤くなる」という症状には、主に2つの症状があり、一つが出血で、もう一つが充血です。




【目次】

■出血とは?

All Seeing Eye

by Dani Mettler(画像:Creative Commons)

出血とは、血管が破れてしまい、白目が血液によって、真っ赤になった状態です。

出血する目の病気として私たちに身近なものといえば、「結膜下出血」です。

結膜下出血とは、結膜の下の血管が破れて、血液で目がべたっと赤くなる目の病気です。

●結膜下出血の特徴

目が真っ赤! 結膜下出血・充血に気をつけよう

(2015/2/7、nikkei style)

  • 痛みや違和感などの症状はない
  • 目やには出ない
  • 重いものを持ったり咳をしたりした程度で起きる
  • 一週間程度で消える

結膜下出血は咳やくしゃみといった刺激によって血管が切れてしまうことによっても起こります。

目から血が出ている場合に、目に痛みや視力低下などの症状がない場合には、結膜下出血と考えられるそうです。

●結膜下出血になりやすい人の特徴

年を取ると眼球結膜がたるむ結膜弛緩(しかん)症も増える。すると血管が曲がり、出血しやすくなると考えられている。血圧が高い人も結膜下出血を起こしやすく、重い物を持ち上げたり息んだりした拍子に出血する例もある。脳梗塞の経験があり血液を固まりにくくする薬を服用する人なども、出血しやすい。

目の不快感に悩む方の下まぶたのあたりには、たるんだ結膜(眼球の表面に飛び出している透明な物体)があります。

たるんだ結膜によって目がゴロゴロするといった症状を「結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)」といいますが、この結膜弛緩症になると、血管が曲がり、出血しやすくなるそうです。

また、血圧が高い人や脳梗塞の経験があって血液を固まりにくくする薬を服用している人も出血しやすいそうです。

●結膜下出血の対処法

出血したら冷やすのがよいと思いがちだが、この症状の場合は逆に蒸しタオルで温めると血液の吸収が促される。

出血した場合には、傷口を抑えたほうが良いと考えてしまいますが、結膜下出血の場合には、蒸しタオルで温めることによって、血液の吸収が促されるそうです。

●目の出血で結膜下出血以外に疑われる病気

ただ、目の周辺をぶつけたり、叩かれたりした場合には、網膜が傷ついている恐れがあり、視力低下などの障害が起こる場合もあるので、注意が必要です。

出血から何日もたつのに血が止まらず増えていく場合は、白血病など血液の病気も疑われる。患者数は少ないが主にエンテロウイルスへの感染で起きる急性出血性結膜炎という病気もある。

<中略>

網膜の血管が破れ、ゼリー状の球である硝子体に血液が入る。外からは赤く見えないが眼底検査でわかる。稲妻のような光が走り、小さなごみや虫が飛んでいるように見える飛蚊症(ひぶんしょう)になりやすい。2、3日以内ならレーザー光で穴が開いた部分を固めて治療できる。

結膜下出血との違いは、目に痛みがあるかどうか、視力低下があるかどうか、出血が1週間程度で止まるかどうかを見分けるサインとして考えてもらい、気になる場合にはぜひ眼科医に診てもらうことをおすすめします。




■充血とは?

My red eye.. WTF

by Stefanos Kofopoulos(画像:Creative Commons)

充血とは、白目の細い血管が広がって太くなることです。

血液量が増えたことで白目の部分が赤く見えます。

目の充血には、結膜の炎症(結膜炎)による「結膜充血(けつまくじゅうけつ)」と、ぶどう膜炎や急性緑内障などの眼球の中の病気による「強膜充血(きょうまくじゅうけつ)・毛様充血(もうようじゅうけつ)」があります。

●目の充血の原因

●流行性角結膜炎

「流行性角結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)」は、一般的に「はやり目」と呼ばれる、結膜炎と角膜炎の症状が同時に出る目の病気です。

「まぶたが腫れる」「目やにが出る」といった症状とともに結膜の充血が起こります。

●アイメイク

まぶたの内側には「マイボーム腺」という、目の表面の涙が蒸発しないための油が出る腺があります。

目の潤いは、ここから出る油によって保たれていますが、まぶたの内側にアイメイクをするような濃い化粧をするとマイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなり、ドライアイになり、充血という症状が起こってきます。

また、アイメイクによるドライアイが充血になる原因となるだけではなく、それ以外にもアイメイクが充血の原因となることもあるそうです。

「アイシャドーも目の細菌やウイルス感染の原因になりやすい」(堀教授)。まつげの生え際の脂が出る部分が詰まって炎症を起こす。繁殖したウイルスや細菌が角膜に移り感染が広がる。

「目が赤い」、「目の充血で痛みがある」、「目に不快感が続く」という場合は、すぐ眼科で診てもらいましょう。

目の充血で目の痛みがない場合は、まずはゆっくり目を休めましょう。

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コンタクトレンズが目の充血(目が赤くなる)の原因になる理由・治す方法とは?

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コンタクトレンズを付けると目の充血になりやすいイメージがありますが、なぜコンタクトレンズが目の充血の原因となるのでしょうか。

理由は2つ考えられます。




【目次】

■コンタクトの表面が乾くことでドライアイの原因になる

Eye Contact

by Vox Efx(画像:Creative Commons)

コンタクトレンズをつけていると、目が乾く=ドライアイになりがちだと考えている方も多いと思います。

コンタクトレンズによる目の乾燥、エアコンの送風による部屋の乾燥、パソコンで長時間作業をすることによってまばたきが減少することによって、ドライアイになりやすく、目の充血が起こりやすくなります。

【対策】

●まばたきを意識的に行なうようにする。

まばたきで「疲れ目」解消!?眼精疲労回復エクササイズや20-20-20ルール|目の疲れから守る方法や座り過ぎを防ぐ方法によれば、20分おきに20フィート(6メートルぐらい)離れたところを20秒間見つめながら20回連続で瞬きをすると、疲れ目によいそうです。

ただ、すでに目が乾燥するなどのドライアイの疑いがある場合には、まず次のような対策を行ってから、まばたきを意識的に行うようにしたほうが良いようです。

  • 防腐剤の入っていないコンタクトレンズ専用の目薬で点眼をする
  • 部屋の湿度を保つ
  • エアコンの風が直接あたらないようにする
  • 目を温める

上記の対策を行って、涙の量・質を改善するようにしてから、まばたきを意識的に行うようにしましょう。

→ ドライアイ(目が乾く)|ドライアイの症状・原因・治し方・治療・目薬・コンタクト について詳しくはこちら

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エアコンや冷暖房がきいた部屋では、コンタクトレンズの表面が乾燥しやすいので、意識的にまばたきの回数を増やすことでドライアイを予防しましょう。




■コンタクトレンズによる目の病気が原因で目の充血になる

<コンタクトレンズ>増える角膜感染症 汚れによる傷が原因、失明もによれば、コンタクトレンズによる目の病気には、次のような病気があります。

  • 点状表層角膜症( 角膜の表面に小さな傷がつく)
  • 角膜浸潤
  • 角膜潰瘍(かいよう)(深くまで傷が達する)
  • 巨大乳頭結膜炎(上まぶたの裏側(結膜)にブツブツができる)
  • 角膜感染症(細菌やカビによる感染で目の痛みや充血などを起こし、失明する恐れもある目の病気。中でも増えているのが、アカントアメーバ角膜炎。)

【対策】

●適切なコンタクトレンズケア

コンタクトレンズによる目の病気を防ぐためにも、毎日のこすり洗いが必要なのですが、調査によれば、毎日こすり洗いをする人は18%に過ぎず、毎日消毒する人も30%にとどまるなど適切なケアを行えていない現状があるようです。

適切なケアをする自信がない人は、使い捨てコンタクトレンズを使用したほうが良いようです。

→ コンタクトレンズと目の病気・正しい使用法・ケア について詳しくはこちら

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花粉症の症状:目のかゆみ・充血 洗いすぎは逆効果

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■花粉症の症状:目のかゆみ・充血 洗いすぎは逆効果

Berta guiñando un ojo

by Javier Ignacio Acuña Ditzel(画像:Creative Commons)

花粉症でかゆい目 洗いすぎは逆効果

(2009/2/13、中日新聞)

スギ花粉が舞う花粉症の季節が始まった。目のかゆみや充血に悩まされる人も多いだろう。だが耳鼻科に比べ、眼科にかかる患者は少ないという。

花粉症の時期になると、くしゃみや鼻水、目のかゆみ目の充血に悩む人が多いと思いますが、記事によると、耳鼻科に比べて、眼科にかかる患者は少ないそうなのです。

実際は、花粉症で眼科を受診する患者は少ない。

医療関連企業ジョンソン・エンド・ジョンソンが、コンタクトレンズ利用者で花粉症の症状を訴える二十-三十代の六百人に昨年末実施したアンケート結果によると、通院先は「耳鼻科」51%に対し、「眼科」は18%にとどまった。

花粉症の症状がある人で、耳鼻科を受診する人が多いのに比べて、眼科を受診する人は少ないようです。

目に花粉症の症状があらわれているにもかかわらず、眼科で診てもらわずに勝手なケアをしている方も多いようなのです。

花粉が目や鼻の粘膜に入ると、目にかゆみや充血、涙目、まぶたのむくみといった症状が出る。

「まぶたの裏側にぶつぶつができているのに気づかず、目をこすって視力に影響を与えたり、医師の診察を受けずに勝手なケアをして、トラブルを起こすこともある」。

日本コンタクトレンズ学会常任理事でもある糸井素純院長(49)は、目にも適切なケアが大切と指摘する。

記事によると、花粉症対策のための目のケアとして多くの人が目を洗うと答えているそうですが、これが目のトラブルを招く恐れがあるようです。

この調査で、花粉飛散時に自分で行う「目の対処法」として、64%が「目を洗う」と回答した。

だが、これがトラブルのもとになる可能性がある。

「洗いすぎると、目を保護している物質まで洗い流され、目に傷がつく。

傷が増えると、灼熱(しゃくねつ)感をもったり、粘膜が弱くなって花粉症の症状が出やすくなる」

と糸井院長は言う。

洗いすぎると、かえって花粉症の症状を悪化させてしまう可能性もあるようです。

また、コンタクトレンズ使用者も花粉症の時期には注意が必要なようです。

目やにや花粉がレンズを汚し、症状を悪化させる原因にもなる。

本来は眼鏡に替えるのが望ましい。だが同調査では、97%がコンタクトレンズを継続使用していた。

「どうしても使用するのならハードレンズは、洗浄専用液でしっかりこすり洗いし花粉をおとす。ソフトレンズは、一日使い捨てタイプを使用し、かゆくなったらすぐ取り換える」

コンタクトレンズ使用者で花粉症の方は、花粉症の時期はできれば眼鏡に変えたほうが良いようです。

どうしてもコンタクトレンズを使用したい人は、ハードレンズの場合は、どうしても汚れや花粉を落としきれない可能性があるため、使い捨てタイプを使用したほうが良いと思います。

きちんとした目のケアをして、花粉症の時期を乗り越えましょう。

花粉症の症状がある人は、早めに耳鼻科や眼科で診てもらいましょう。

また、花粉症の症状として、花粉が目や鼻の粘膜に入ると、目がかゆくなり、目をこすってしまいますが、茶クマ(目の周りをこすることにより、目の周囲の皮膚にメラニン色素が沈着して茶色っぽく見える目の下のクマ)ができてしまうかもしれませんので、こすりすぎには注意が必要です。

→ 花粉症の症状(目・鼻・のど) について詳しくはこちら

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P.S.

花粉症に効果的な食べ物の組み合わせは「飲むヨーグルト+ミカンの皮」

愛媛大の菅原卓也教授のグループによれば、ミカンの皮とヨーグルトに含まれる成分を同時に摂取すると、かゆみなどの花粉症の症状が和らぐ効果があるとする研究結果を発表したそうです。

「ノビレチン」と「βラクトグロブリン」という2つの成分の相乗効果は花粉による過剰な反応を弱め、化学物質の放出を抑えると考えられるそうです。

ミカンの皮は苦いので、飲むヨーグルト150mlとミカンの皮1個分を3等分にして朝・昼・夜に分けるとよいそうです。

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なぜ白目が赤く充血するのか?眼が充血する理由とは?

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【目次】

■なぜ白目が赤く充血するのか?

My red eye.. WTF

by Stefanos Kofopoulos(画像:Creative Commons)

普段は目(白目の部分)は白いのに、赤く充血してしまうのでしょうか。

目の構造と働きによれば、白目(強膜)の表面とまぶたの内側を覆っている薄い膜のことを「結膜」といい、この結膜の表面の近くを細い血管が通っています。

結膜充血の場合は、この白目の部分の血管が拡張することによって、目が赤く充血しています。

目の充血の原因

●目の疲れによる目の充血

目の充血の主な原因は「目の疲れ」です。

なぜ目が疲れると目が赤く充血してしまうのでしょうか?

スマホやテレビ、PCなどで目を長時間酷使すると、目の疲れを回復させるために、酸素や栄養を運ぼうとします。

そのために、目の血流量が増えることによって、白目の部分の血管が膨張してしまい、目が赤く充血して見えるのです。

●ドライアイ・コンタクトレンズによる目の充血

また、ドライアイやコンタクトレンズの場合は、眼を保護する涙液が不足し、眼の表面が乾いてしまうことで、酸素や栄養分が角膜に十分に行き渡らなくなってしまうことによって、酸素を取り入れようとするために、白目の部分の血管が膨らみ、充血するのです。

→ コンタクトレンズが目の充血の原因になる理由・治す方法とは? について詳しくはこちら

→ 「チクチク」「しみる」コンタクトレンズで目が痛いときに考えられる目の病気とは? について詳しくはこちら

●異物・アレルギーが目を刺激することによる目の充血

ゴミや砂(黄砂)、花粉などのアレルギー物質が目の中に入ると、その異物から目を守るために、血管に働きかけ、血管を拡張させて血流を増やすこと(炎症反応)によって、白目の血管が拡張して、充血が起こります。

→ どうして目に異物(花粉など)が入ると、目がかゆくなるのか? について詳しくはこちら

●目の病気(例:結膜炎(流行性角結膜炎))

結膜炎(流行性格結膜炎)などの目の病気になると、目の充血とともに、目やにが出るなどの症状が現れます。




■目の充血の予防・治し方

スマホやパソコンをよく見ている人は、定期的に目を休める

スマホやパソコンで目を長時間酷使すること(VDT症候群)が「目の疲れ」「充血」の大きな原因の一つです。

スマホやパソコンをよい姿勢で見たり、使用頻度を控えたりすれば目にそれほど負担がかかることはないのでしょうが、暗い部屋の中でしかも寝た状態でスマホを使ったり、また、一日長時間スマホを手放さず使用しているため、目にかなりの負担がかかっていることが考えられます。

長時間によるスマホの使用で、夕方頃になると老眼のような状態になるスマホ老眼になる人もいるそうです。

一時間画面を見たら一度目を休めるという習慣を持ちましょう。

遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

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まばたきの回数を意識的に多くする

スマホなどの画面を見たり、読書、運転などをするとまばたきの回数が少なくなります。

まばたき回数が減ると油の膜が破れたままの状態になり、涙は蒸発して目が乾きやすくなってしまい、充血の原因になりますので、まばたきを意識的に行うようにしましょう。

ただ、すでに目が乾燥するなどのドライアイの疑いがある場合には、目が傷つきやすくなっていますので、まず次のような対策を行なって、涙の量・質を改善するようにしてから、まばたきを意識的に行うようにしたほうが良いようです。

  • 防腐剤の入っていないコンタクトレンズ専用の目薬で点眼をする
  • 部屋の湿度を保つ
  • エアコンの風が目に直接あたらないようにする
  • 目を温める

→ ドライアイ(目が乾く)|ドライアイの症状・原因・治し方・治療・目薬・コンタクト について詳しくはこちら

蒸しタオルで目を暖め血行をよくする

蒸しタオルは小さめのハンドタオルを濡らして、電子レンジで30秒から1分ほど温めれば簡単にできます。

また、目の疲労回復に42度のシャワーがよい?によれば、42度のシャワーで眼の周囲を温めると、目の疲労回復に効果があるそうです。

シャワーの熱が毛様体筋に伝わることで目の疲れを癒すのに効果があるようです。

温かいおしぼりをまぶたに乗せて、目を温めることで涙の成分のうち脂分が出やすくなり、目の表面の保湿効果が高まります。

→ ドライアイ 目を温めると保湿効果アップ について詳しくはこちら

目の周囲をマッサージする

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージのやり方・方法 について詳しくはこちら

睡眠を大事にする

睡眠不足など生活習慣の乱れにより、涙の分泌量が少なくなるため、ドライアイになることもあります。

目の充血は症状であり、病気そのものではありません。

目の充血は自己防御反応の現れともいえます。

あまり充血の症状がひどい場合でなければ、まずはゆっくり睡眠をとるなど、目を休めることが一番です。

ドライアイに効くツボ

「風池(ふうち)」のツボは、頭の血行を促し、頭痛目の疲れ・ドライアイを解消してくれるそうです。

→ ドライアイに効くツボ:風池(ふうち)の位置・押し方 について詳しくはこちら

目薬を利用する

ドライアイの症状がひどい場合には、ドライアイ専用目薬を利用しましょう。

ドライアイ、結膜炎、眼精疲労など、目の充血を引き起こす要因は様々です。

身体の防御機構を働かせるために充血という症状が出ている場合もあります。

目薬で、簡単に充血を解消することができますが、身体の防御反応として目の充血が起こっている場合、むやみに充血を取り除くことは逆効果かもしれません。

また、目の充血が起きたからといって、市販の目薬を頻繁に差すことは、過度の目薬はくれぐれも習慣化しないように気をつけてください。

防腐剤などの刺激で症状が悪化することもあるそうです。

防腐剤の入っていない「人工涙液(じんこうるいえき)」を選ぶことをお勧めします。

→ 「目薬後に目をパチパチ」は間違い!?目薬の点眼方法、不適切が9割超|正しい目薬のさし方とは について詳しくはこちら

→ ドライアイの目薬(点眼薬)に新しい成分(人工涙液・ヒアルロン酸ナトリウム・レバミピド・ジクアホソルナトリウム)|ドライアイの治療 について詳しくはこちら

部屋の湿度を保つ

部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。

また、エアコンの風が直接当たらないように気を付けてください。

コンタクトレンズの正しい利用をする

コンタクトレンズの乾燥、長時間のコンタクトレンズの使用、コンタクトレンズ汚れなどが原因で充血することがありますので、コンタクトレンズの使用法・ケアに注意してください。

→ コンタクトレンズトラブル・ケア について詳しくはこちら

アイメイクに気をつける

最近は、目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っていますが、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなることがあります。

ドライアイにならないためにもメーク落としをしっかりと行なうことが重要です。

紫外線対策

オフィス街ではビルや路面の反射で、方向や時間帯に関係なく紫外線を浴びているようです。

自分の目を紫外線による目の病気から守るためにも、ぜひUV(紫外線)カットのサングラスやコンタクト・つばの広い帽子を利用しましょう。

【サングラス選びのポイント】

  • 紫外線(UV)カット機能のある眼鏡やサングラスを選ぶ
  • サングラスは薄い色のサングラスがよい
    濃い色のサングラスの場合、瞳孔が開き、紫外線を受けやすい
    薄い色のサングラスの場合、瞳孔が開かず、紫外線が入って来ても、目の奥まで届きにくい
  • サイズは大きめで、顔の側面まで覆うサングラスを選ぶ方が効果的
    紫外線は正面からだけでなく、地面などに反射して下や横からも目に入ってくるので、顔の形にフィットしたサングラスを選ぶ

紫外線が一日のうちで最も多く降り注ぐのは、午前10時から午後2時の時間帯ですが、実は目に入ってくる紫外線の量は、朝や夕方のほうが多い(太陽の高さが低い朝や夕方は直射日光が目に入る)ので、この時間帯も忘れずに紫外線対策を行いましょう。

食事・栄養に気をつける

澄んだ白目に!目の充血予防に摂りたいビタミンとは!?によれば、ビタミンB1には、目の疲れの解消や視神経の働きを強化する働きがあり、ビタミンB2は毛細血管を丈夫にする働きがあるそうです。

ビタミンB群を多く含む食べ物は、レバー・卵・豚肉・納豆・海苔などです。

→ 目の病気から守る食べ物・栄養 について詳しくこちら

目や身体の血流をよくするよう食事に気をつけ、健康補助食品(カシスルテインブルーベリー)などを利用してみてはいかがでしょうか。

ドライアイにならないためにも、普段から目に優しい、つまり、あなた自身に優しい生活習慣をするようにしてください。

→ カシス(アントシアニン)の健康効果 について詳しくはこちら

→ ブルーベリー(アントシアニン)の健康効果 についてはこちら

→ ルテインの健康効果 について詳しくはこちら

■まとめ

目の充血が起きたということは、まずは疲れのサインだと思って、目を休めるようにしましょう。

目の充血以外の症状が出る場合には、眼科で診てもらいましょう。

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