ドライアイの目薬(点眼薬)に新しい成分(人工涙液・ヒアルロン酸ナトリウム・レバミピド・ジクアホソルナトリウム)|ドライアイの治療


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ドライアイ用の点眼薬に新しい成分が増えたそうです。




【目次】

■ドライアイの目薬(点眼薬)に新しい成分

Don't cry my love

by Axel Naud(画像:Creative Commons)

涙不足のドライアイには点眼薬 新成分で効果期待

(2016/2/7、日経ヘルス)

●人工涙液

涙を補うためのナトリウムとカリウムを溶かした涙に近い成分の目薬。

防腐剤が入っていないものがよい。

●ヒアルロン酸ナトリウム

目に潤いを与えることで粘膜の荒れを治す。

ヒアルロン酸といえば、保水性が高いことで化粧品に用いられる成分ですが、これを目薬に活用することで、粘膜の荒れを治すそうです。

●レバミピド

胃潰瘍薬として用いられてきた成分で、ムチンの産生を促し、粘膜の荒れを改善する。

【主治医が見つかる診療所】レンコンのムチンで免疫力アップ|レンコンパウダーの作り方・レシピによれば、ムチンとは、口、胃、腸などの粘膜の表面を覆っている粘液に多く含まれる成分です。

どうして目が乾くの?|涙の分泌量が減少したり、涙の質が悪くなる原因によれば、目の表面を覆う涙は、外側から、「油層(被膜として水分の蒸発を防ぐ)」、「水層(栄養分と水分を含む)」、「ムチン層(角膜表面に直接触れる)」の3層構造になっており、それぞれに役割があります。

●ジクアホソルナトリウム

目の表面の面膜とムチンを産生する細胞に働きかけ、ムチンを含む涙液の分泌を促す。粘膜の荒れも改善する。

「目薬後に目をパチパチ」は間違い!?目薬の点眼方法、不適切が9割超|正しい目薬のさし方とはによれば、正しい点眼方法についてのポイントは2つ。

●目薬は一度に一滴でよい

目薬は1度に2滴以上さした方が効果的だと考えている人が多いようです。

しかし、1滴の量は目の中にためることができる量にあわせているため、それ以上さしても目の外にあふれてしまうので、効果が高くなることはないそうです。

●しばらくの間、目頭を押さえながら目を閉じる

薬が鼻やのどに流れ出てしまわないように、目頭を押さえながら目を閉じましょう。




■ドライアイ改善方法・予防

ドライアイで光がまぶしいという症状にならないためにも、しっかりと、ドライアイ予防が重要になってきます。

そこで、ドライアイの改善方法・予防についてまとめました。

スマホやパソコンをよく見ている人は、定期的に目を休める。

遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる。

まばたきの回数を意識的に多くする。

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

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蒸しタオルで目を暖め血行をよくする。

温かいおしぼりをまぶたに乗せて、目を温めることで涙の成分のうち脂分が出やすくなり、目の表面の保湿効果が高まります。

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目の周囲をマッサージする。

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら

睡眠を大事にする

睡眠不足など生活習慣の乱れにより、涙の分泌量が少なくなるため、ドライアイになることもあります。

ドライアイに効くツボ

風池(ふうち):頭蓋骨の最も下側でくぼんでいるところ。(うなじのくぼんだ所あたり)

  • 親指で頭の中心に向かって押します。
  • 左右同時に5秒間押して離すを5回。
  • 額をテーブルにつけて押すと力が入りやすい

頭の血行を促し、頭痛目の疲れ・ドライアイを解消してくれるそうです。

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目薬を利用する。

ドライアイの症状がひどい場合には、ドライアイ専用目薬を利用しましょう。

但し、乾燥が気になっても、市販の目薬を頻繁に差すことは、くれぐれも習慣化しないように気をつけてください。

防腐剤などの刺激で症状が悪化することもあるそうです。

防腐剤の入っていない『人工涙液』を選ぶことをお勧めします。
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部屋の湿度を保つ

部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。

また、エアコンの風が直接当たらないように気を付けてください。

コンタクトレンズの正しい利用をする

コンタクトレンズを使用する際には、使用上の注意を守り、ドライアイの症状がひどい場合には、コンタクトレンズ専用目薬を利用してください。

アイメイクに気をつける。

最近は、目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っていますが、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなることがあります。

ドライアイにならないためにもメーク落としをしっかりと行なうことが重要です。

食事・栄養に気をつける。

目や身体の血流をよくするよう食事に気をつけ、健康補助食品(カシスルテインブルーベリー)などを利用してみてはいかがでしょうか。

ドライアイにならないためにも、普段から目に優しい、つまり、あなた自身に優しい生活習慣をするようにしてください。

→ カシス(アントシアニン)の健康効果 について詳しくはこちら

→ ブルーベリー(アントシアニン)の健康効果 についてはこちら

→ ルテインの健康効果 について詳しくはこちら

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■まとめ

ドライアイとは、何らかの原因によって、眼を保護する涙液が不足したり、涙の質の異常が起こることで、眼の表面が乾いてしまう症状の病気です。

ドライアイの点眼薬に新しい成分が使われるようになったことで、ドライアイで悩む人が減るといいですね。

→ ドライアイの症状・原因・治療 について詳しくはこちら

→ 目が痛い(コンタクトレンズによる目の痛み) について詳しくはこちら

→ 目の病気・症状 一覧 について詳しくはこちら







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