リエゾン治療・認知行動療法による腰痛治療|たけしの本当は怖い家庭の医学

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■リエゾン治療・認知行動療法による腰痛治療|たけしの本当は怖い家庭の医学

Stress

by fotologic(画像:Creative Commons)

2009年2月17日放送の最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学では、『腰痛の隠れた本当の原因を徹底解明!完全対処法スペシャル』がテーマでした。

今回の番組で紹介された腰痛は、ストレスが原因の腰痛を取り上げていました。

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では、この「非特異的腰痛」をどのようにして治療しているのでしょうか。

番組では、福島県立医科大学付属病院の例で紹介していました。

年間、1万人もの腰痛患者が訪れる福島県立医科大学附属病院。

ここでは、ストレスが腰痛の大きな原因となっている患者に対し、日本初という画期的な治療を行っています。

それが、「リエゾン治療」。

「リエゾン」とは、フランス語で「連携」という意味。

文字通り、これは整形外科と心身医療科が連携し、体と心、二つの面から腰痛を治す治療法なのです。

福島県立医科大学付属病院では腰痛を心と体という2つの側面から診て治療する方法(リエゾン治療)に取り組んでいるそうです。

具体的には整形外科では痛みを和らげる治療や、リハビリ療法で筋力の回復を図っていき、その一方で、心身医療科では腰痛の原因であるストレスを軽減するために、ある心理療法が用いられています。

それが「認知行動療法」。

認知行動療法とは、物事の受け止め方・認知を変えることで、対処の仕方・行動を変え、心理的ストレスを軽減する治療法。

整形外科

→ 痛みを和らげる治療・筋力回復のためのリハビリ療法で腰痛治療

心身医療科

→ 物事の受け止め方を変えることで、対処の仕方・行動を変え、心理的ストレスを軽減する治療法である認知行動療法で腰痛治療

認知行動療法の例として、リハビリカレンダー作戦を紹介していました。

リハビリ・カレンダー作戦とは、リハビリの目標を1週間ごとに細かくたてていき、達成出来た日は、印をつけるというものです。

ポイントは目標を「歩く」ことに置かず、まずはその前提となる「しっかり立つこと」に下げさせたこと。

目標を高くするのではなく、目標を小刻みにできる内容に変えて、毎日チェックすることで達成感を積み重ねてもらおうと思ったのです。

高い目標をたてると、挫折してしまう人もいると思います。

そこで、一つづつ階段を上るように、ちょっとずつ目標を達成し、小さな達成感・満足感を積み重ねることで、物事の受け止め方・行動を変えていくという方法としてリハビリカレンダーを考えたようです。

この方法は、ストレス社会といわれる現代社会にとっては、うまく活用していきたい方法だと思いました。




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