by Gareth Williams(画像:Creative Commons)
メタボ女性の減量目標「体重の8~13%が妥当」…筑波大
(2009/4/15、読売新聞)
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の日本人女性が、腹部肥満や高血糖などの症状を改善するには、体重の8~13%の減量が望ましいことを筑波大の研究チームが割り出し、15日発表した。
筑波大の研究チームによれば、メタボリックシンドロームの日本人女性が、腹部肥満や高血糖などの症状を改善するには、体重の8~13%の減量が望ましいそうです。
この研究では、メタボリックシンドロームの指標である〈1〉腹部肥満〈2〉高血糖〈3〉高血圧〈4〉脂質異常の改善と、減量率との関係を詳しく調べたそうです。
平均減量率は11・9%で、全体の72・8%(225人)が何らかの症状の改善に成功。減量率8・1%を境に、成功率に大差が生じることも分かった。
個別症状をみると、腹部肥満は減量率13%、高血糖は同13・2%で成功率が高まった。
高血圧と脂質異常は、減量率との関連は薄かった。
その結果、メタボ指標の改善には、ダイエット目標を「体重の8%から13%」とすることにしたそうです。
体重70キロの人だと約6~9キロの減量にあたる。
この数値を目安にメタボリックシンドロームの改善に取り組んでみましょう。