寝る前に食事をすると、代謝機能が良くなる!?|米フロリダ州立大学の実験

Ramadan Street Scene, Istanbul Turkey

by Harold Litwiler(画像:Creative Commons)




寝る前の食事でカロリー消費が良くなるって本当?「本当」

(2014/4/15、マイナビウーマン)

今回、米フロリダ州立大学が行った実験では、健康な若い男性に就寝の30分から60分前に150キロカロリーの炭水化物とプロテインシェイクを飲んでもらったところ彼らの代謝が良くなったことが確認されました。同じ実験を肥満女性を対象に実施したところ、彼女たちの血圧が下がり、代謝機能も改善したといいます。

米フロリダ州立大学が行った実験によれば、健康な若い男性に寝る前に食事をしてもらったところ、代謝機能が良くなったそうです。

また、肥満女性で同じ実験をしたところ、血圧が下がり、代謝機能も改善したそうです。

寝る前に食事をすると、消化に良くないとか、太るとか言われますよね。

記事の中では、寝る前の食事によって代謝を促進し、エネルギー消費をよくする仕組みについて紹介されています。

体の代謝が促進されると、体内でのエネルギー消費量が増えるため、摂取した脂肪や糖分のカロリーが効率的に消費されるようになります。つまり、痩せたいと思う人には好都合な痩せ体質に近づくわけです。

この記事では、代謝が促進されることでエネルギー消費量が増え、ヤセ体質になれるということは書かれているのですが、肝心の「なぜ、寝る前に食事をして、代謝機能が良くなるのか」については書かれていません。

夜食を取ると、肝臓の「時計遺伝子」が乱れ、代謝異常になり、太りやすくなる?によれば、夜食など不規則な時間に食事を摂ると、インスリンの作用で肝臓の時計遺伝子のリズムが乱れてしまい、肝臓の代謝機能に異常を引き起こすことがわかったそうです。

つまり、今回紹介した記事とは、全く違う内容なのです。

寝る前に食事をしたほうが代謝が良くなるのか?、それとも、寝る前に食事をすると肝臓の時計遺伝子が乱れて太りやすくなるのか?、気になるところです。







P.S.

特に普段からアクティブに活動している人にとり、就寝前に少量の食事を取ることは体の代謝を活性化するという利点をもたらすといいます。「いつも運動しているなら、寝る前に少し食べることで朝の代謝機能を高めることができます」と同大学の研究者マイク・オルムスビー博士。

何を食べるのが一番良いかというと、同氏によれば夜の間に筋肉の回復を助けるためプロテインが最適だと述べています。

いつも運動している人は、筋肉の回復を助けるために、プロテインを夜食べるといいそうです。

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「まず、ちょっとキツい速歩で下半身の筋肉をしっかり動かしてエネルギーとなるグリコーゲンを消費します。そのとき、一部の筋肉組織は痛んでいますが、そのタイミングでアミノ酸のもととなるたんぱく質を摂取すると、運動で痛んだ筋肉をしっかり補修できる。また、同時に糖質を摂取するとブドウ糖に分解され、エネルギーを効率よく補充すると同時に、筋肉へのアミノ酸輸送をサポートします」

インターバル速歩の後には、エネルギーとなるグリコーゲンが消費され、また筋肉組織が傷んでしまいます。

そのため、エネルギー補給と筋肉の補修のためにも、アミノ酸バランスのいいたんぱく質を摂取するといいそうです。

「理想は運動後60分以内に、アミノ酸バランスのいい牛乳などを200~600cc飲むことをお勧めします。キツイ運動の直後、筋肉はエネルギーとして消費してしまったグリコーゲンを補うため、細胞膜表面にあるグルコース輸送体を活性化させ、積極的にブドウ糖を取り込もうとします。この”窓が開いている”時間が運動後の約60分間。その間にアミノ酸や糖質を体に取り入れることが大切なのです」と能勢教授。

運動後の60分以内にアミノ酸バランスの食品を摂るといいそうです。

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