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■コーヒーを飲む量を増やした人は、糖尿病にかかりにくくなる!?
by Toshihiro Oimatsu(画像:Creative Commons)
コーヒー消費量増で糖尿病リスク低減か、研究
(2014/4/28、AFP)
コーヒーを飲む量を増やした人は、同じ量のコーヒーを飲み続けている人よりも成人で発症する糖尿病(2型糖尿病)にかかりにくくなるとする研究結果が、25日の欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌「ダイアビトロジア(Diabetologia)」に掲載された。
<中略>
研究チームを率いた米ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)のシルパ・ブパシラジュ(Shilpa Bhupathiraju)氏は「コーヒー摂取量の変化は、比較的短期間のうちに糖尿病リスクに影響を及ぼすようだ」と述べた。
コーヒーを飲む量を増やした人は、糖尿病にかかりにくくなるとする研究結果が発表されたそうです。
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コーヒーをよく飲む人たちでは糖尿病発症のリスクが低くなる傾向が見られました。これは男女とも統計学的に有意な傾向でした。コーヒーには、ストレス緩和以外にも、糖尿病リスクを下げるような独自の効果があると考えられます。
コーヒー摂取量と糖尿病発祥の関連を調べた研究においても、コーヒーをよく飲む人たちでは糖尿病発症のリスクが低くなる傾向があり、コーヒーに含まれる何らかの成分に糖尿病リスクを下げる効果があると考えられるそうです。
ただ、記事全体を読むと、今回の研究はコーヒーの飲む量を増やしたことによる短期的な効果があることを示しただけで、長期的にコーヒーの摂取量を増やしたことが糖尿病リスクを減らしたことを示すわけではなく、単純にコーヒーの摂取量を増やして糖尿病を予防しましょうということにはならないようです。
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