by greg westfall(画像:Creative Commons)
(2014/5/15、ライフハッカー)
感情知性の専門家であり、『Step Up: Lead in Six Moments That Matter』の著者であるヘンリー・エヴァンス氏とコルム・フォスター氏が実施した研究によると、高い業績を残す人やチームほど、感情全体の力を利用し、それを口に出す傾向にあるそうです。
97%の大学生が場の空気を読んで、自分の意見を言わないことがある!?でも書きましたが、相手に合わせていることや空気を読むということは、素直な自分を隠しているということであり、また自分が自身の意見をいう事で相手が気分を害するかもしれないと考えているということは相手のことを信用していないとも言えると思います。
感情を出してもいいというチームというのは、それだけお互いに対して信頼があるとも言えるのではないでしょうか。
■怒りの感情を仕事に活かす
エヴァンス氏とフォスター氏は、怒りという感情はうまく活用し、管理できれば、良い方向に役立てることができると言います。なぜなら、そうすることで、次の2点の活動を強化することができるからです。
●怒りの感情は、集中力を高める。怒りの感情によって、1つのことに集中しやすくなります。注意が散漫になりません。複数の仕事を同時に進めたくなくなります。自分に見えるものは、ただ目の前のものだけ。このように高いレベルの集中力は、非常に大きな力を発揮します。
●怒りの感情は、自信を高める。怒りの感情によって、アドレナリンのレベルが高まり、感覚が研ぎすまされ、不安が軽減されます。ある程度のレベルの怒りは、何かを始める良いきっかけを生み出します。
人間は大なり小なりイライラしたり、怒ったりすることがあるかと思います。
特に思春期ですよね。
なんだかわからないけどいつも苛立っていたり、破壊衝動に襲われたりします。
でもほとんどの人はイライラの原因を正当化せず、そこで踏みとどまって我慢する。
そこで我慢出来た人が大人になっていく。
そして、その我慢したエネルギーをどういう方向に活かすかによって世界は変わってくるのではないでしょうか。
感情というのは爆発的な力を持っているので、それをぜひ自分の夢を叶える力にしたいですね。
【おすすめ記事】
(2014/5/12、てれびのスキマ)
今回の記事はこの記事の影響を大きく受けていますので、ぜひ読んでみてください。
車のエンジンの仕組み(「吸入→圧縮→燃焼→排気」)のように、時代の空気を吸って、感情を圧縮して、自身のエネルギーとして燃焼させて、クリエイティブなものを世の中に出すことで、世界をちょっとでもいい方向に進んでほしいな。
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— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ🍳💓 (@hakuraidou) July 21, 2019