by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)
現代の夫婦は50日間「会えなくても平気」 この10年間で劇的に延びた理由は?
(2014/7/29、ダイヤモンド・オンライン)
人間関係の希薄化か、コミュニケーションツールが発達したおかげか。この10年で、夫婦は「会わなくても耐えられる日数」が37.3日から50.7日に劇的に延びたという。
<中略>
また、男性よりも女性の方が「会わなくても耐えられる日数」が1週間以上長いことがわかる。
今回の記事のポイントは3つ。
1.会わなくてもいい日数ではなく、会わなくても耐えられる日数であるということ。
これは、我慢強くなったとも考えられますが、楽しいことが周りにあればそのことで気が紛れるということもあるのではないでしょうか。
2.夫婦が会わなくても耐えられる日数がこの10年で約2週間延びていること。
夫婦の結びつき方に変化が生まれたのか、それとも環境変化によるものかが気になるところです。
3.女性のほうが会わなくても耐えられる日数が長いということ。
アサツーディ・ケイはこれらの結果について、「耐えられる日数が長期化している原因を、夫婦関係の希薄化としてみることもできますが、この10年でSNSや無料通話・メールアプリなどのコミュニケーション環境が劇的に変化した影響も大きいと考えられます」「特にツールを活発に使いこなす女性はこの感覚が強くなっている」と分析している。
女性は知っている人とつながりをSNSで強化する傾向があるによれば、女性の65%が少なくとも週に一回、ソーシャルメディアにアクセスしているのに対し、男性の利用率は51%という研究結果が出ているそうで、コミュニケーションツールは女性のほうが活発に利用しているということが今回のアンケート結果に影響を与えているのではないでしょうか。
一人ひとりが自立した結果、このような結果になったのであればいいことだと思いますが、夫婦関係を含めた人間関係が希薄化したのであれば、寂しいことですね。