出会いの数が多ければ多いほど結婚できるというわけではない!?

baird wedding 2012

by lindsey child(画像:Creative Commons)




実は都内在住に多い!? 出会いの多いモテ美女が結婚できないワケ

(2014/7/23、恋愛JP)

人との出会いが多ければ多いほど、迷いが出て、自分がどうしたいのかさえよくわからなくなってしまう。きっと、選択肢にあふれた都会では、よくあることなのでしょう。

一方、人口密度低めの地方は、必然的に出会いの数も少なくなり、会うのはいつものメンバー、ということが多くなると思います。すると、少ない人数とじっくり向き合うことになるので、自分に合う人を見つけやすいですよね。

結婚するためには、出会いが大事なのは間違いないのですが、だからといって、出会いの数が多ければ多いほどよいというわけでもないのですね。

出会いの数があるということは、必然的に、取捨選択する数も増えるということで、そのことが負担になることもあるでしょう。

また、もしかしたら、次の人のほうが今の人よりいい人かもと決断を先延ばしにする人もいるかもしれません。

「選択の科学」(著:シーナ・アイエンガー)でも紹介されている有名なジャムの実験によれば、ジャムの品揃えが多すぎると、購入率が下がるそうです。

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

新品価格
¥864から
(2017/3/29 16:02時点)

選択肢が増えるということはいいことだとおもいきや、あまりにもその選択肢の数が多すぎると人は選べなくなるわけですね。

このことから考えると、恋愛や結婚がしたいけどできないという人は、人にはそれぞれ選択する力に個人差があると仮定した場合、自分にあった出会いの数を調節していく必要があるのではないでしょうか。

例えば・・・

あまりにも出会いが多すぎて選べないという場合には、付き合いの幅を少し狭めてみる。

出会いがないという人は、人が集まる社交的な場に出かける機会を増やすなど行動範囲を広げてみる。

こうしてみることで、自分にとって心地よい人間関係ネットワークを作ることができるのではないでしょうか。

ちなみに、「見覚えがある」ことが運命の人と出会う魔法!?の中で紹介した『考えてるつもり 「状況」に流されまくる人たちの心理学』(著:サム・サマーズ)を参考にすると、運命の相手に出会う2つの要素は、「距離の近さ」と「目にする回数の多さ」です。

考えてるつもり ――「状況」に流されまくる人たちの心理学

新品価格
¥1,944から
(2017/3/29 16:02時点)

あるドラマのセリフにもあったと思いますが、人は直接会える人としか恋愛することができません。

最近では、コミュニケーションツールの発達によって、つながる必要がない人とつながっているのではないかという印象を持っています。

【関連記事】

恋愛や結婚をする確率を上げるためには出会いの数を増やすことは大事かもしれませんが、本当に大事な人はあなたのもっと身近にいるかもしれません。

ぜひあなたの身の回りにいる人とじっくり向き合ってみてはいかがでしょうか。







【関連記事】

【関連記事】