by Phil Moyer(画像:Creative Commons)
(2014/10/15、CNN)
世界保健機関(WHO)は14日、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネで流行しているエボラ出血熱について、年内に週1万人ものペースで患者が増える恐れがあるとの見通しを示した。
エボラ出血熱の患者が週1万人ペースで増加する恐れがあるそうです。
感染率を減らすためにWHOが行なう対策は次の通り。
WHOは感染率を減らすため、12月1日までに患者の70%を隔離し、死者の70%を安全に埋葬するという目標を設定した。
しかし、この目標を達成するためには、多くの人員や施設を整える必要があり、WHOのエイルワード事務局長補は懸念を示しています。
■Facebook創業者、Microsoft創業者がエボラ出血熱対策に寄付
フェイスブック創業者夫妻、エボラ熱対策に約27億円を寄付
(2014/10/15、msn)
米交流サイト大手フェイスブック(Facebook)共同創設者のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は14日、致死率の高いエボラ出血熱のまん延を食い止める米国の努力を支援するため、妻のプリシラ・チャン(Priscilla Chan)さんと共に2500万ドル(約26億8000万円)を寄付すると発表した。
<中略>
先月には、米マイクロソフト(Microsoft)創業者ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏夫妻の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)」も、エボラ出血熱の封じ込めに協力するため5000万ドル(約53億5000万円)を寄付すると発表した。
Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏やMicrosoftのビル・ゲイツ氏がエボラ出血熱の蔓延を食い止めるために寄付を行っているそうです。
■全身防護服でも感染!?
(2014/10/15、朝日新聞デジタル)
米テキサス州の病院で、エボラ出血熱患者の治療にあたっていた女性看護師が二次感染したことが初めて確認された。全身を守る防護服を着ていた医療従事者が感染したことに、米国では衝撃が広がっている。
この記事のポイントは、アフリカに比べて設備が整っているアメリカにおいて、全身を覆う防護服を着用し、CDC(米疾病対策センター)の定める感染症対策の手順に従って細心の注意を払っていたはずの看護師に感染したということです。
(2014/10/14、WEDGE)
米疾病対策センター(CDC)は、今回の看護師の感染例を「ある時点でプロトコール(手順)違反があった」として例外的であることを強調し、「封じ込めは十分可能である」と自信を見せていた。
感染した理由として、手順違反があったためということでしたが、対策が十分でないということによって、医療従事者にも不安が広がる恐れがあります。
そして、いつ日本に上陸してもおかしくないところに来ているのは間違いないようです。
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