太り気味の人が、やせ型より7年長生きする!?|厚労省調査




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by peteandcharlotte(画像:Creative Commons)

やっぱり「ちょい太」、やせ形より7年長生き…厚労省調査

(2009/6/10、読売新聞)

40歳時点の体格によってその後の余命に大きな差があり、太り気味の人が最も長命であることが、厚生労働省の研究班(研究代表者=辻一郎東北大教授)の大規模調査で分かった。

最も短命なのはやせた人で、太り気味の人より6~7歳早く死ぬという、衝撃的な結果になった。

厚生労働省の研究班によれば、太り気味の人がやせ型より7年長生きだということがわかったそうです。

メタボ対策やメタボ健診に疑問を抱いている人には、うれしい情報となったかもしれません。

しかし、この記事にはもうひとつ注意してみてほしい部分があります。

同じ研究で、医療費の負担は太っているほど重くなることも分かった。

肥満の人が40歳以降にかかる医療費の総額は男性が平均1521万円、女性が同1860万円。

どちらもやせた人の1・3倍かかっていたという。

太っていると、生活習慣病などで治療が長期にわたる例が多く、高額な医療費がかかる脳卒中などを発症する頻度も高い可能性があるという。

この研究で分かったことは、肥満の人は、生活習慣病の治療が長期となることが多く、医療費負担が重くなるということです。

この記事から考えられる一つの考えとしては、太り気味の人は、定期的に病院に通うことになることが多く、そのため、やせ型の人に比べて体の健康の心配をする人が多いために、長生きになっているのではないでしょうか。

大事なのは、生活習慣病にかからずに長生きすること。

太っていいというわけでは決してないのです。