by Giulian Frisoni(画像:Creative Commons)
世界のチョコレート向け支出は減少する!?(2015/2/18)https://t.co/3dCWIWoWa0
世界景気の見通し悪化で支出を削減する方法を探しており、その中で消費者がチョコレートを生活必需品ではなく贅沢品と考えることで、カカオ豆への需要が減少しているようです。 pic.twitter.com/DvoN8AcK2J— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年2月20日
(2015/2/17、Bloomberg)
ラボバンク・インターナショナルは、世界の景気見通し悪化で消費者が支出削減の方法を探しているため、チョコレートの原料であるカカオ豆の今年の需要の伸びはここ6年で最も低いペースになると予想。市場調査会社ユーロモニターが1140億ドル(約13兆5000億円)に達すると見込む今年の世界のチョコレート向け支出は減少する可能性がある。
将来的にチョコレートは手に入らなくなる!?|カカオ豆生産者が天然ゴム栽培へ移行する理由とは?(2014/6/29)やチョコレートは2020年に世界から消える?(2014/11/25)で世界的にチョコの消費が急増し、カカオ不足が懸念されるため、将来チョコレートが手に届かないものになるかもしれないと紹介しました。
しかし、今回のニュースによれば、世界景気の見通し悪化で支出を削減する方法を探しており、その中で消費者がチョコレートを生活必需品ではなく贅沢品と考えることで、カカオ豆への需要が減少しているようです。
購入が過去最高に達したことなどからカカオ豆先物相場は3年連続で上昇。その後、消費が鈍化している。相場上昇により生産が増加。世界最大の産地であるコートジボワールでは記録的な豊作となったが、需要は軟化している。
<中略>
カカオ豆先物相場は3年ぶりの高値に達した昨年9月以降、約14%下落している。
今回のニュースによれば、チョコレート熱は落ち着いたようですが、チョコレートの健康効果が世界的に広まれば、以前と同様に需要が増えていくことが予想されます。
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これからのトレンドがどのように変化していくのか、注目していきたいと思います。