by Nathan Siemers (画像:Creative Commons)
Googleが支援する遺伝子解析サービス「23andMe」が顧客の遺伝子情報で新薬の開発へ
(2015/3/16、GIGAZINE)
Googleが多額の出資を行っている遺伝子解析サービスの「23andMe」が、新たにユーザーから送られてきた膨大な遺伝子情報を元に、新薬の開発を行っていくことが判明しました。
23andMe Turns DNA Data Into Drugs in Startup’s Latest Twist – Bloomberg Business
http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-03-12/23andme-to-turn-dna-data-into-drugs-in-startup-s-latest-twist
Googleが出資している23andMeが遺伝子情報を元に新薬の開発を行っていくそうです。
【23andMe関連記事】
23andMeが持っている膨大な量の遺伝子データの中から病気の原因を発見し、それを治療する薬を作るということで、いよいよ遺伝子情報を元にした新薬開発という次のフェーズに入った感じがしますね。
方向性としては、GoogleXのプロジェクト「Baseline Study」にもつながる考え方のように感じます。
Verily(元Google X)のProject Baseline studyの目的は、病気のサインを見つけ病気の予防をすること!?によれば、Google Xが行なうプロジェクト「Baseline Study」で行なうのは、尿・血液・唾液・涙といった成分からデータを収集・解析し、健康の基準値(ベースライン)を見つけ、病気になりそうなサインが知ることで病気の予防につなげようというものです。
将来的には、病気になりそうなサインが見つかったら、知らせてくれるようになるのではないでしょうか。
【遺伝子解析関連記事】
- 【未来予測】遺伝子検査+健康・医学関連情報を詳しく書き込んだ家系図を作る方法で自分自身の健康を守る
- DNA解析サービスに各社参入|DENAがDNA解析へ、東大医科研と組みヘルスケア分野に参入
- 遺伝子解析で赤ちゃんを設計する?デザイナーベビーが倫理的な問題に!?
【がん早期発見関連記事】