> 健康・美容チェック > 認知症 > 認知症(アルツハイマー病)予防にカマンベールチーズがよい!?−東大など
by Chris Buecheler (画像:Creative Commons)
2018年8月11日放送の「ジョブチューン」で認知症予防にカマンベールチーズがよいと紹介しました。
認知症防止にカマンベールチーズ!?-東大など、成分が発症抑える可能性を発見
(2015/3/16、日刊工業新聞)
東京大学大学院農学生命科学研究科の中山裕之教授、キリン、小岩井乳業の研究グループは、「カマンベールチーズ」に含まれる成分がアルツハイマー病の発症を抑える可能性があることを明らかにした。
カマンベールチーズに含まれる成分に認知症の一種であるアルツハイマー病の発症を抑える可能性があることがわかったそうです。
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チーズの発酵工程で生成する物質が、同病の原因物質「アミロイドβ(Aβ)」の脳内での沈着を抑えることをマウスによる実験で特定した。認知症予防の治療薬の開発につながると期待される。
アルツハイマー病のリスク、食事で劇的に減少可能=研究( 2010年)によれば、アルツハイマー病の発症リスクを抑えるには、抗酸化作用のある食べ物(アブラナ科の野菜・ ケールの効果・効能)や青魚、えごま油、シソ油、亜麻仁油、木の実(くるみ)などのオメガ3脂肪酸を豊富に含む食品を積極的に摂った方がいいと薦められていました。
そして、飽和脂肪酸を含む赤身肉やバター、内臓肉、高脂肪乳製品などは避けた方がよいと紹介されていました。
しかし、今回の記事によれば、避けたほうがよい食品である乳製品であるカマンベールチーズの中に含まれる成分にアルツハイマー病の発症を抑える可能性があることがわかったということで、昔の常識が覆される結果となりました。
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