by Jeff Drongowski(画像:Creative Commons)
2015年5月17日放送のTBS夢の扉+では「筋肉で血糖値を下げるAMPキナーゼ」について取り上げました。
藤井宣晴教授(首都大学東京)
■筋肉で血糖値を下げる
藤井宣晴さんが考えた仮説は、全身の筋肉にある何らかの物質が血糖値を下げるというもの。
筋肉の中には運動することで活性化される物質は60種類以上もあったのですが、その中から注目したのは、「AMPキナーゼ」。
AMPキナーゼは、人間が行う様々な行動に対して必要に応じて糖を分配するという役割をしています。
糖の在庫がなくなった時にAMPキナーゼを活性化させると血液から糖を調達。
その結果、血糖値を下げることを突き止めました。
■AMPキナーゼを活性化する方法
- 少し速めのジョギングを10分する
- ゆっくりしたジョギングを30分以上する
- 疲労を感じる程度の運動(寝た状態で軽いダンベルを動かす)
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⇒血糖値を下げる方法 について詳しくはこちら
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