by See-ming Lee(画像:Creative Commons)
友達以上恋人未満の「ウィル彼」を作る女の心理とは?
(2015/5/6、ハナクロ)
■「ウィル彼」とは
まだ彼氏ではないけれど、その気になれば付き合えそうなくらい仲が良い関係にある男子のことを「ウィル彼」と言うのだそう。
友達以上恋人未満の男性のことを「ウィル彼」と呼ぶそうです。
以前、水野敬也さんの仮氏理論を紹介しましたが、この考え方に近いものといえそうです。
【関連記事】
仮氏理論というのは、男性に対して余裕を持つために、「どんな男でもいいから彼氏を作ること」です。
■ウィル彼で満たされるものとは?
ウィル彼で満たされる感情とは何なのでしょうか?
●ドキドキよりも「安心感」
ウィル彼は、アプローチして恋愛で傷つくのは嫌だけど、ちょっとした寂しさを埋めてくれるような存在がほしいという感情を満たしてくれるようです。
●会いたいときだけ会える「手軽さ」
自分ひとりの時間が大事だけど、たまにデートや遊びに行ける存在がほしいという欲求を満たしてくれるようです。
●自分の女性性に自信が持てる
自分がその気になれば付き合えそうなくらい仲が良い関係にある男性がいるということは女としての自分に対して自信がない人にとって自信を持たせてくれる存在のようです。
また、そういう存在がいることで外見を磨くことを忘れなくなるというメリットもあります。
「付き合うことで起こりうるリスクを避けたい」「相手の嫌なところはみたくない」という理由で恋愛が面倒だと考えている人にとっては、ウィル彼の存在は心地いい距離感なのだと思います。
ウィル彼を持ちたいという考え方は、ソフレ(添い寝フレンド)|ソフレを求める女性心理・男性心理と近い考え方のように感じます。
【関連記事】
つまり、恋愛におけるいいところ(上澄み部分)は楽しみたいけど、面倒なのは嫌だから、「ソフレ」「ウィル彼」という存在を作ることで、欲求を解消しようという考え方です。
今の考え方の主流は人間関係を深めたくないということが心理に隠されているようで、何でもインスタントに、手軽に、便利に手に入る時代を象徴しているような気がします。
でも、面倒くさいからこそ面白いものもあると思いますし、人間関係を深めないと見えてこないものもあると思いますが、どうでしょうか?