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糖尿病の一種 完治に成功 ピロリ菌除去で 東北大
(2009/7/18、河北新報)
東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(代謝学)と岡芳知教授(糖尿病代謝学)らの研究グループは17日、ピロリ菌の除去によって、糖尿病の一種「B型インスリン抵抗症」の完治に成功したと発表した。
片桐教授は「現時点で成功は1人だけだが、根治療法としてほかの患者にも適用できる可能性がある」としている。
東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授と岡芳知教授らの研究グループは、ピロリ菌の除去によって、糖尿病の一種である「B型インスリン抵抗症」の完治に成功したそうです。
B型インスリン抵抗症にはピロリ菌感染が関与している可能性があるそうで、今後、この治療法をさらに研究していく必要がありそうです。
■B型インスリン抵抗症とは
B型インスリン抵抗症は、高血糖と低血糖を繰り返す病気。
受容体と結合することで血糖値を下げるインスリンが、受容体と結合できずに発症する。
受容体にインスリンに対する抗体ができるのが原因。
受容体の抗体が消えるなどしてインスリンが急激に作用し、急に冷や汗や体の震えなど激しい低血糖発作を数日の周期で起こす。
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