by Victor(画像:Creative Commons)
■薬の効果や飲みやすさは、その薬の見た目で判断される!?
(2015/7/23、WSJ)
薬の効果や飲みやすさは見た目で判断できると考えられていることが研究論文によって示唆された。
科学誌「フード・クオリティー・アンド・プレファレンス」に掲載された論文によれば、薬の効果や飲みやすさは、その薬の見た目で判断されるということがわかったそうです。
記事の中からポイントをまとめてみます。
●円形、楕円形、ダイヤモンド形の中で、最も飲み込みにくいと評価されたのはダイヤモンド形の錠剤
●明るい青色の錠剤が苦味が一番少ないという評価
●赤と明るい赤の錠剤が最も覚醒作用が強いという評価
●頭痛への効果に関する評価では、白い錠剤が最も高く、薄緑色の錠剤が最も低い
●赤と青の錠剤は他の色より飲み込みにくいという評価
この実験からわかることは、同じ薬であっても、薬の形状や色によって、薬の効果や飲みやすさへの評価が変わってしまうということです。
つまり、薬の効果をより発揮させるためには、ベストな形状と色を選択する必要があるというわけですね。
CVRを上げるためのバナー制作4つのポイント~Yahoo!ニュースアプリA/Bテスト事例からみえた「都道府県ニュース」の隠れた需要という記事では、効果的なバナーを作るために、様々なA/Bテストを行っていましたが、これと同様に、薬の形や色のA/Bテストを行なうことが患者にとってより良い結果を生むということでしょう。
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