by U.S. Army(画像:Creative Commons)
(2015/8/6、WIRED)
フードは頭にぴったりとフィットし、額やこめかみ、首を包み込む。頭を急速に冷やせば、深部体温を効率的に下げて体力を回復し、運動機能も改善できるということに着想を得た。
ナイキがオリンピックの金メダリスト、アシュトン・イートン選手と開発しているのは、ヘッドギアのような感じのもので頭を冷やし、深部体温を効率的に下げて、体力を回復し、運動機能が改善できるというものです。
参考画像:ASHTON EATON AIMS FOR HEAD START IN NIKE RECOVERY PROTOTYPE|NIKE
■体から熱を逃がすことで、筋肉を最適な状態のまま維持する
熱は筋肉の疲労に重要な役割を果たしている。体温が上がるにつれて運動性能と持久力は落ち、心拍数が上がる。反対に、冷やせば回復を促すことができる。「体から熱を逃がすということは、筋肉を最適な状態のまま維持するということです」と、スタンフォード大学生物学者のクレイグ・ヘラーは話す。
クールダウンには、脈拍のとれる位置を冷やすといい?によれば、クールダウンには、脈拍をとれる位置を冷やすとよいそうです。
脈拍のとれる位置は、首元が最も冷却効果がある首元、手首、肘の内側、膝の裏、足の甲、足首(くるぶしの近く)、太ももの付け根です。
長時間体を動かす競技では、脈拍の取れる位置を冷やすことができるスポーツウエアを着るようになるかもしれませんね。
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