by SharonaGott(画像:Creative Commons)
■贅沢すぎるキャンプ「グランピング」でアウトドアの魅力を感じてみるのはいかが?
2015年8月16日放送のワイドナショーで、「贅沢すぎるキャンプ『グランピング』」について取り上げられていました。
グランピングとは、グラマラス(glamorous)とキャンピング(camping)を掛け合わせた造語で、快適な設備が用意されて、気軽に贅沢なキャンプを楽しむことができるそうです。
そこで出てくるのが、「本来キャンプというのは不便さを味わうものではないのか」という意見です。
ベン・スティラーが語る映画『LIFE!』を通じて学ぶことでも同じような問いがありました。
ベン・スティラーは、映画「LIFE!」のインタビューで、現代はいつでもつながれるからこそ「意識的につながりを“切断”することが重要になっている」と語っている。https://t.co/BmYkBEOJp3 pic.twitter.com/i4ZkqfXQaC
— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年7月3日
本来、旅や冒険というのは、意識的につながりを断つものでしたが、インターネットが普及し、スマホを持つようになることで、いつでもどこでもつながることが出来るようになりました。
旅や冒険にいつでもどこでもつながることが出来るツールを持っていくということは、それまでの旅や冒険が本来持っていた意味からすれば外れているのです。
旅の一つの要素に「非日常」を楽しむというのがあると思うのだけれど、いつでも誰とでもスマホでつながるという状態は旅を「非日常」ではなく「日常」の延長線上にしてしまうということがあるのではないだろうか
旅に何を求めるかによって、スマホが必要かそうでないかに分かれるのかもしれない。 https://t.co/6A2ZPzBYbQ— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年7月3日
確かに、グランピングでは、キャンプの不便さは感じられないけど、キャンプの魅力を感じる方法としてはいい方法なのではないでしょうか?
グランピングは、キャンプはしてみたいけど、「虫は苦手」「シャワーを浴びたい」「テントが張れない」「火が起こせない」といった人たちにとって魅力的なアウトドアレジャーになっています。
マニアだけがいると市場は小さくなるので、アウトドアの裾野を広げるという意味で言えば、グランピングというものはいいと思います。
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